今回、研修型就活サポートを行っているウズウズカレッジ(通称「ウズカレ」)のプログラマコース7期生の成果発表会を見学してきました(2018年1月24日)。
そこで、「まったくプログラミングをしたことがない方」が1ヶ月でどのくらい成長するのか、ウズカレの評判はどうなのか、ここではその様子をレポートしたいと思います。
UZUZのオフィスに向かう

成果発表会が行われるのは株式会社UZUZ(以下、UZUZ)のオフィスです。
雪が降ったあと、日陰にはまだ雪が残っている中、新宿駅南口から歩いていきました(記録的な冷え込みをする一日だったのを書いておきます)。
UZUZのオフィスはJR「新宿駅」からは少し離れているので(散歩だと思えば十分歩ける距離です)、都営地下鉄大江戸線の「都庁前駅」から行くのもおすすめです。
ウズウズカレッジPGコース成果発表会

今回見学したのは、「ウズウズカレッジプログラマコース(PGコース)成果発表会」です。
発表会には後輩になるプログラマコース8期生の方も数名見学に来ていました。
ここで言われる「開発コース」とは「プログラマコース」と同じ意味になります。
開発コースについて

開発コース(プログラマコース)は、7〜8週間かけてJava言語を中心にプログラミングを学び、開発エンジニアを目指すコースです。
<カリキュラム>
- 1週目…Java言語の基礎的な処理の書き方を学ぶ
- 2週目…データベースのあ使い方を学ぶ
- 3週目…Webアプリケーションの作り方を学ぶ
ウズウズカレッジのもう1つのITエンジニアコースは約4週間で研修を終えますが、プログラマコースは少し長めの7〜8週間になっています。
開発課題:Web掲示板を開発する

そして、学習を通して得たプログラミングの知識を使い、Webアプリケーション(課題では「Web掲示板」)を作るのが課題になっています。
また、「Web掲示板の開発」には4つの条件が課せられています。
- ログイン管理機能を実装する
- メッセージを投稿してデータベースに保存できる
- 投稿したメッセージが一覧表示できる
- メッセージが空欄で登録されないようにユーザーに警告する
もう少し詳しく書くと、Java Servlet(サーブレット)という技術を使ってWebアプリケーションを作り、MySQL(マイ・エスキューエル)を使ってデータベースを管理します。
そして、HTML(エイチ・ティー・エム・エル)とJavaScript(ジャバ・スクリプト)という言語を使ってブラウザ画面に表示します。
- HTML:Web画面の基本的な表示を担当します。
- JavaScript:画面の動きを担当します。
7期生は男女合わせて4名いた
今回、成果発表会を行う7期生は4名(男性3人、女性1人)いました。
それぞれが「自分が作りたい掲示板」を作って発表をします。
それでは、それぞれの成果物を見ていきましょう。
※一部画像を加工しています。
Aさん:アーティスト掲示板

1人目のAさんは女性の方でした。プログラミングというとなんとなく「男性がカタカタ打ち込んでるイメージ」を持っていたので、ちょっと意外に感じます。
Aさんが作ったのは「アーティスト掲示板」です。
一覧から好きなアーティストを選んで「好きな文章」を投稿できるというものでした。
当初、プログラマコースの授業についていけず、「理解できないのは自分だけなのでは…」「授業の邪魔をしているのでは…」と考えてしまい、不安になっていたのだそうです。
ただ、負けず嫌いな性格もあり「プログラミングの勉強を辞める」という選択肢はなく、「どうやったら理解できるか」「どうやったら上達するか」を考えて勉強を続けてきたといいます。
Aさんは文字通り「まったくの初心者」の状態からJavaプログラミングをはじめているので、Webアプリケーションを形にするのは「本当にスゴい!」と思いました。
Bさん:ファストフード掲示板

Bさんが作ったのは「ファストフード掲示板」。
これは「ファストフードを食べた感想を投稿できる」掲示板です。
ウズウズカレッジに入ったばかりの頃は、自分がこのような掲示板を作れるイメージがなく、先輩の成果発表を見て「スゴいな」と思うのと同時に、「自分は作れるのか」という不安が常にあったといいます。
プログラミングの授業は「聞きなれない単語」が多く、理解できずにヘコんでしまった時期もありましたが、「授業が分からない程度で諦められない」と思い頑張ってきたそうです。
「プログラマになりたい」という理由で前職を辞めたBさんは、授業がはじまる1時間前に来て復習をしたり、習ったプログラムを家で試すなどの努力をしてきたといいます。
Web掲示板を作れるようになったのは、「自分にとって大きな成功体験」になり、プログラマとして働いていく上で「ポジティブなイメージを得られた」ので、ウズウズカレッジでの学習は「意義がある1ヶ月半だった」とも語っていました。
Cさん:音楽掲示板

Cさんが作ったのは「音楽掲示板」です。
それぞれが作った音楽ファイル(mp3ファイル)をアップロードできる掲示板でした。また、投稿された音楽ファイルはダウンロードもできるようになっています。
(完全にV系ですね/笑)
プログラミングの楽しさや大変さを自分の肌で体感できたのが良かったと語るCさん。
最初は「HTMLの初歩」しか分からないところからはじめ、同期や講師の方に教えてもらいながらプログラミングの可能性を感じ、「プログラミングを一生の職にしたい」と語っていました。
Dさん:テレビ番組掲示板

Dさんが作ったのは「テレビ番組を登録する掲示板」です。
テレビ番組を登録し、登録した番組一覧を見られる機能があります。
Dさんは情報系の大学に通っていたため「プログラミング経験がある」とのことでした。しかし、当時は分からないまま進んでしまい挫折してしまったとのこと。
「そんな自分でも、ウズウズカレッジで勉強した結果、この規模の掲示板を作れるようになった」と語っていたのが印象的でした。
今回、成長できたのは「勉強する姿勢が変わったから」と語るDさん。なんとなく通っていた大学と違い、ウズウズカレッジは「就職するぞ」という意志を持って通っているのが違うといいます。
また、「理解できるまで繰り返し質問したこと」が勉強の理解度につながったそうです。
そして、「大学時代もやる気を出して積極的に勉強すればよかった」と反省できるようになったことも成長のひとつだと思うと語っていたのが印象的でした。
おわりに
ウズウズカレッジのプログラマコースに通う4名の成果発表を紹介しました。
「プログラミングをまったくやったことない人」から「プログラミングをやったことがあるけど挫折した人」まで最初の経験値の差はありますが、ウズウズカレッジに通うなかでそれぞれ努力している点はみなさん共通しています。
そして、みなさんが「ウズカレに通うことで〜」という自分の変化を話していました。これこそ実際にウズカレに通う生徒さんたちの生の声(ウズカレに対する評判)と言えるでしょう。
もし、今「プログラミングに興味ある」「プログラマになりたくてやってみたけど難しかった…」という方は、ウズウズカレッジで学習してみるのもおすすめします。
