既卒・フリーターの採用を引き寄せるお礼状の書き方

お礼状は,面接終了後に感謝の意味を込めて送ります。
ただ,添え状と違い,必ず送る必要があるものではないため,担当のキャリアカウンセラーにお礼状を送った方が良いか相談するのもよいでしょう。
「面接後にお礼状が送られてこなかった」ということが面接のマイナスになることはありません。
お礼状は純粋な感謝の気持ちを送るものと考えましょう。お礼状に自己PRなどを長文で書くと,「なぜこの人は面接で伝えなかったのか?」と逆効果になります。
もし,お礼状を送るか迷っているときは,面接後すぐに送りましょう。二次面接がある場合,お礼状が届く前に次の面接が行われてしまうことがあるからです。
お礼状には,面接などを通して「より企業で働きたくなった」という内容を具体的なエピソードとともに書きます。
面接官の名前が分かる場合は,面接官宛に送ります。もし名前が分からない場合や複数の面接官がいた場合は「採用ご担当者様」と書きます。
既卒・フリーターのお礼状の例文
お礼状の例文を紹介します。
自分の文章に置き換えて,機械的にならないように注意しましょう。
株式会社◯◯
採用ご担当 ◯◯様
〒◯◯◯-◯◯◯◯
東京都◯◯◯◯◯◯
名前 ◯◯◯◯
電話番号 080-◯◯◯◯-◯◯◯◯
メールアドレス ◯◯.com
お礼状
拝啓 ☓☓の候,貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
このたびは,面接を受けさせていただき,ありがとございました。
◯◯様(面接官の名前)から貴社の業務内容,職務内容のお話をお聞きし,より入社したい気持ちが強くなりました。特に貴社の◯◯のお話は,私にとってやりがいのある内容でした。
今までの職務経験を生かし,貴社で必要な知識を得て頑張りたいと考えております。
今後とも,何卒よろしくお願いいたします。
敬具
面接時の具体的なエピソードを盛り込むと信ぴょう性が出て,採用担当者に好感を持たれます。
お礼状が採否に直接影響を与えることはありません。しかし,どちらかの人に迷ったときなどに有利になります。面接を終えたあとは,すぐにお礼状を送ってみましょう。