既卒が就活をはじめる理想の時期、もっとも良いのは思い立った今すぐはじめること

新卒のときと違い、既卒は就活の時期が決められていません。

そのため「いつ就活をはじめればよいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。

ここでは既卒の就活にふさわしい時期、そしてはじめ方について解説します。

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そもそも「既卒」とはどういう意味か?

就職活動を行うとき、「新卒」「第二新卒」「既卒」などの採用枠があることに気づきます。

そのため、自分がどの枠に属しているのかを把握しておく必要があります。

新卒:在学中の学生

まず、「新卒」は在学中の学生を指します。仕事も未経験で企業にとっては自社の希望する方向に教育しやすいというメリットがあります。

第二新卒:就職後、数年以内に短期離職した人

次に「第二新卒」。第二新卒は一度就職したものの、数年以内に短期離職してしまった人を指します短期で離職しているため、再就職をしたときに理由を答える必要があります。

既卒:卒業後、一度も就職していない人

そして「既卒」です。既卒は学校を卒業後、一度も就職していない人を指します。

たとえば就職活動をしたけど内定がもらえなかった人、社会に出ることをイメージできず就職活動をしないままフリーターやニートをしている人も既卒に含まれます。

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既卒は「中途採用枠」での入社を目指す

既卒の場合、中途採用枠での応募が基本になります。

ただし、厚生労働省が「卒業3年以内の既卒者を新卒扱いとする」という通達を出したため、新卒枠での応募も可能です(詳しくは後述しますが、難易度は上がります)。

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既卒は通年採用が基本

既卒は中途採用ということで、基本的に「通年採用」(一年を通して採用活動をすること)です。

既卒を歓迎している求人というのは、若手人材が不足しているため、時期を問わずに「自社にとってふさわしい人材がいたらいつでも採用する」というスタンスをとっています。

2008年のリーマンショックによって採用を絞っていた企業が、昨今の景気回復により若手人材が不足したことで採用を再開しているのが、既卒にとって追い風になっているのです。

就活の時期を自分のタイミングでできる

既卒は通年採用のため、就活する時期を自分で決められます。

ただ、傾向的に「内定しやすい、内定しにくい」時期も出てきます。

時期によって具体的にどのような違いがあるのかを見ていきましょう。

既卒の内定が出やすい時期

既卒の内定が出やすい時期は大きく2つに分けられます。

  • 夏から秋にかけて
  • 3月(来年度前)

夏から秋にかけて

1つめは夏から秋にかけてです。

厚生労働省の通達により、卒業3年以内は新卒枠で採用を受けることができます。そのため、新卒枠で受けた場合は、内定時期が新卒と同じ時期(夏から秋)になります。

3月(来年度前)

もう1つが3月です。

3月は、転職や中途採用のピーク時期になります。なぜなら来年度に備えた人材を確保するために3月の採用を増やすからです。そのため、既卒でも3月採用が増えます。

既卒向けの求人は、この時期がもっとも内定しやすいといえるでしょう。

既卒の就活を開始する時期

新卒枠を狙うなら、3月からはじめる

新卒向けの求人にエントリーするなら、新卒と同じスケジュールで動く必要があります。

新卒のエントリーは3月1日から開始されるので、就活は3月にはじめましょう。

ただし、新卒枠は新卒と競合するため、既卒にとっては不利になります(後述)。

既卒向けなら1月

既卒向けの求人に応募するなら、1月を目処にするのもよいでしょう。

ただし、「今」があまりに離れている場合は「職歴」がない期間が増えるため注意も必要です。

いちばん良いのは思い立ったときに就活をはじめること

なにより、いちばん良いのは思い立ったときに就活をはじめることです。

あくまで3月頃にピークを迎えるというだけで、既卒歓迎企業はいつでも採用をしています。

今、この記事を読んだらすぐに就活をはじめる、就職エージェントに登録するのもオススメです。

「卒業後3年以内なら新卒」の現実

先ほどから書いているように、厚生労働省の通達により「卒業3年以内の既卒者を新卒扱いとする」という取り決めがあります。

しかし、実際は既卒が「新卒枠」で応募しても内定しにくいというのが現実なのです。

それでは、なぜ既卒が新卒枠で内定をもらうのが難しいのでしょうか。

既卒が内定をもらうのが厳しい理由

既卒が内定をもらうのが厳しい理由は大きく2つあります。

新卒と比べたとき圧倒的不利

1つめは新卒と比べたとき圧倒的不利になる点です。

表向きは「卒業後3年以内を新卒」とされていても、「新卒一括採用」を取り入れれている日本の採用システムでは新卒が好まれるのが現実です。この傾向は大企業になるほど顕著になります。

また、既卒が新卒枠にエントリーすると、「なぜ既卒なのか?」「就職活動はどうしていたのか?」「空白期間は何をしていたのか?」というネガティブ質問をされます。

これらの質問に上手に返せないと、新卒を競合にしたときに高確率で負けてしまいます。

社会人経験がないため

既卒の場合、職歴がないことがほとんどです。

新卒枠でエントリーした場合、前述のように新卒と競合してしまいます。

一方、社会人経験がない既卒の場合、あまりに高望みをすると、すでにその分野の経験者である社会人(転職者)と競合してしまうこともあります。

企業にとって「すでに専門分野の知識がある人」と「ゼロから教育する必要がある未経験の人」の「どちらを採用するか?」といったら、答えは明白でしょう。

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求人の探し方

既卒の求人を探す場合、新卒とバッティングしない「既卒歓迎」の求人を探すのが必要です。

また、職歴がない場合は自分の特徴に合わせた仕事を選ぶ必要もあります。

ここでは求人の探し方について3つ紹介します。

ハローワーク:求人数はイチバン

ハローワーク(公共職業安定所)は企業側も無料で募集ができるため、求人数はイチバンです。

ただし、ハローワークの求人は良いものから悪いものまで混ざっているため、あまりオススメはできません。「掲載されていた情報と違った」「入社したらブラックだった」という例も多数あります。

参考サイト:ハローワークインターネットサービス

新卒向け求人:有名企業を探すならオススメ

新卒向け求人サイトでも「既卒可」の求人を見つけられます。新卒向け求人サイトのメリットはなんといっても新卒向けのため、日本を代表する企業の求人がある点です。

ただし、前述のように「既卒可」はあくまで応募できるだけで、既卒が歓迎されているのとは意味合いが異なるので注意が必要です。

また、新卒と競合になりやすいというデメリットがあります。

参考サイト:マイナビ公式サイト

既卒向け求人サイト:「既卒歓迎」求人多数あり

既卒向け求人サイトは利用者を「既卒」に限定しているため、新卒とバッティングする心配はありません。また社会人転職者とも競合することはないのでその点も安心できるでしょう。

ただ、いくら既卒が歓迎されているからといっても、「既卒になった理由」や「なぜ既卒からうちを選んだのか」という志望動機、空白期間の説明などに困ることがあると思います。

そのときは既卒専門の就職エージェントを利用するのがオススメです。

既卒専門の就職エージェントを利用する

既卒専門の就職エージェントに登録すると、専任のキャリアコンサルタントがひとりひとりに合ったキャリアの相談、求人の紹介、履歴書の添削、面接の練習をしてくれます(すべて無料です!)。

デメリットとして就職エージェントのあるオフィスに行く必要はあげられますが、それ以外では強力なパートナーとなってくれること違いありません。

また、ハローワークや求人サイトと異なり、持っている求人の情報が多いため、「入社後に思っていたのと違う」というミスマッチを防ぐ効果もあります。

既卒で就活をはじめる時期に迷っている方は、今すぐ就職エージェントを利用してみましょう。

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