沖縄県の第二新卒・既卒・フリーターが正社員就職を成功させる全知識

沖縄県で生まれ育った方の中には「沖縄県で就職したい」と考える方もいらっしゃるかもしれません。生まれ故郷で就職するというのはとても素敵なことです。

しかし、同時に沖縄県はもっとも就職が難しい(有効求人倍率が低い)県なのが現状です。また就職できても、平均年収も多くは望めません(平均年収が最下位)。

ここでは沖縄県の現状を把握した上で、第二新卒・既卒・フリーターの方が正社員として就職するための理想の就職活動について解説します。

たままま
文章を読むのが面倒な方へ

沖縄県の雇用情報についても紹介するので、ぜひ読んでいただきたいですが、「文章を読むのが面倒」という方は、下記のステップをおすすめします。

①『パソナキャリア』『ワークポート』『DODA』『マイナビエージェント』『いい就職ドットコム』に登録する。

② 各エージェントから電話連絡が来たら、今のあなたの状況を伝え、カウンセラーから具体的なアドバイスをしてもらう。

③ もっとも相性が良いと感じたエージェントで、サポートを受ける。

④ うまくいかなければ、沖縄県が運営するジョブカフェ『沖縄県キャリアセンター』に相談する。

とりあえず相談してから「就職・転職すること」を決めても問題ありません。まずは気軽な気持ちで行動してみましょう!

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沖縄県の基本データ

沖縄県 全国順位
総人口 143万人 25位
面積 2,281k㎡ 44位
GDP 3.8兆円 34位
企業数 159社 37位

沖縄県の面積は44位と下から数えた方が早いですが、人口は143万人と全国平均と同じくらいの人々が生活しています。そのため、比較的人口密度が高い県といえます。

企業数は平均以下のため、GDPは平均以下です。

沖縄の代表企業といえば、オリオンビール(沖縄の有名なビール)や沖縄セルラー電話(KDDIの子会社)、沖縄タイムスや琉球新報(ともに新聞社)などがあげられます。

これらの大企業に入ることができれば平均以上の年収が望めますが、第二新卒や既卒の方が志望するには「少々ハードルが高い」のが現状です。

沖縄県の雇用データ

沖縄県 全国順位
平均年収 334万円 47位
有効求人倍率 0.69倍 47位

平均年収:全国最下位の334万円

沖縄県の平均年収は全国最下位の334万円です。これは平均年収1位の東京都(588万円)はもちろん、全国平均(454万円)よりも120万円も低くなります。

都心部と比べて生活費が安いことはありますが、それ以上に平均年収が低いため、しばしば沖縄県の貧困が問題視されるようになっています。

有効求人倍率:全国最下位の0.69倍←2017年に1.0倍を超える

沖縄県の有効求人倍率は0.69倍と全国最下位の数字です。これは圧倒的に仕事が不足している(仕事をしたいけれど就職できない人が多い)ことを意味します。

有効求人倍率とは

有効求職者(働きたい人)に対する有効求人数(仕事の数)の割合。

  • 有効求人倍率が1より大きい:人を探している企業が多い
  • 有効求人倍率が1より小さい:仕事を探している人が多い

※追記

ただし、2017年に入って、沖縄県は初めて有効求人倍率が1.0倍を超えました。今後も景気の状態によっては1.0倍を超える状態が続くと予想されています。

参考:雇用状況概要/沖縄県

沖縄県内で就職活動をする方法

沖縄県の第二新卒・既卒・フリーターの方が正社員として就職するには、「県内で就職する」「県外で就職をする」2通りの方法があります。

ここでは沖縄県内での就職活動について解説します。

メリット:沖縄県から離れる必要がない

県内で就職することのメリットは、沖縄県から離れる必要がない点です。「生まれ育った環境を離れなくて良い」というのは、誰だってうれしいところですよね。

デメリット:仕事が少ない、収入が少ない、非正規雇用が多い

一方、県内で就職することのデメリットは、前述のように大きく「仕事が少ないこと」「収入が少ないこと」の2点があげられます。

また、沖縄県に住んでいる方はご存知かもしれませんが、沖縄県には派遣会社などの「非正規雇用が非常に多い」という特徴があります。

そのため、正社員雇用を望んでいる方には不利な環境であるのが現状です。

沖縄県内の就職はどんな人にオススメ?

自分が生まれ育った沖縄県内で就職したい人。仕事の条件が多少悪くなっても自分が慣れている環境を優先したい方は、県内で仕事を探すのがよいでしょう。

沖縄県内で就職するときに使いたい就職エージェント

沖縄県で就職を希望する場合は、沖縄県在住の方が使える就職エージェントを利用するのがおすすめです。以下、沖縄県から利用できる就職エージェントを厳選して5つ紹介します。

パソナキャリア:総合型転職エージェントの大手

運営会社 株式会社パソナ
年齢 24〜49歳が中心
職歴 必要
対応地域 全国
費用 無料

パソナキャリアは、総合型転職エージェントの大手サービスです。求人の質は非常に良いのですが、職歴がないと利用が難しいため、第二新卒の方は登録しておきましょう。

パソナキャリアは、沖縄県に「那覇支店」があります(ゆいレール県庁前駅より徒歩3分)。職歴がある方が積極的に活用したいエージェントといえます。

ワークポート:営業、事務、販売、ITなど幅広い職種あり

運営会社 株式会社ワークポート
年齢 23〜35歳の求人が多い
職歴 必要
対応地域 全国
費用 無料

ワークポートは営業、事務(バックオフィス)、販売、ITなど幅広い職種の求人に対応しています。職歴があることが望ましいため、第二新卒の転職の方は登録しておきましょう。

ワークポートは、沖縄県にオフィスがありませんが、遠方の方は電話やメールによる転職相談も可能です。職歴がある方の転職には非常に心強いエージェントと言えるでしょう。

DODA:非公開求人が多数ある定番エージェント

運営会社 パーソルキャリア株式会社
年齢 制限なし
職歴 必要
対応地域 全国
費用 無料

DODAは、転職のプロに相談できる転職サービスです。各業界・職種の専任キャリアアドバイザーがあなたのキャリアやスキルを総合的に判断し、多数の非公開求人から求人を紹介してもらえます。

DODAは沖縄にはオフィスがありませんが、電話でのカウンセリングを受けることが可能です。職歴がある方は積極的に活用しましょう。

マイナビエージェント:人材広告大手の転職エージェント

運営会社 株式会社マイナビ
年齢 20〜30代
職歴 必要
対応地域 全国
費用 無料

マイナビエージェントは、人材広告大手の「マイナビ」が運営する20〜30代の転職に強いエージェントです。正社員経験が求められるため、職歴のある方は登録しておきましょう。

マイナビエージェントは、東京、横浜、札幌、名古屋、大阪、沖縄にオフィスがあります。遠方の場合、キャリアカウンセリングは電話でも受けられるようになっています。

いい就職ドットコム:全国の求人を扱う

運営会社 ブラッシュアップ・ジャパン株式会社
対象年齢 22〜29歳
対象学歴 大卒以上
書類選考 あり
対応地域 全国(東京・横浜・名古屋・大阪にオフィスあり)
費用 無料

いい就職ドットコムは、第二新卒・既卒・フリーター向けエージェントでは珍しく、全国の求人を扱っています。そのため、地方在住で20代の方にとって使いやすいエージェントと言えるでしょう。

いい就職ドットコムは熊本県にいい就職プラザ(支店)はありませんが、電話でのサポートが受けられます。「なかなか仕事が決まらない」という方は、いい就職ドットコムを使って就職活動を進めましょう。

沖縄県内で就職するときに使いたい公的就活支援サービス

沖縄県には無料で利用できる公的就活支援サービスがあります。どうしても就職エージェントが利用できなかった場合は、沖縄県の公的就活支援サービスを活用しましょう。

沖縄県では定期的に合同就職面接会や説明会が開催されています。これらの説明会では新卒だけでなく、既卒などの一般求職者も対象としています。

また、沖縄県キャリアセンター(泉崎・おもろまち)では、学生や一般求職者(既卒やフリーターなどを含む)のための就職支援(就職相談やセミナーなど)が多数行われています。

特に「就職相談」では、1時間の個別相談が無料で受けられるので、県内での就職を検討している方は、ぜひ活用してみましょう。

沖縄県外で就職活動をするメリットとデメリット

視野を広くすると、就職する方法は沖縄県だけでないことに気づきます。

実際、正社員として就職を考えたときは県外に出るのが圧倒的に有利です。

メリット:仕事が多い、収入が多い、正規雇用が多い

県外で就職することのメリットは、「仕事が多い」「収入が多い」点です。

沖縄に住む人がいうところの「内地」では平均年収が100万円以上多くなります。

もちろんお金の価値は人それぞれです。「お金よりも慣れた場所で働きたい」「どうしても地元がいい」という方は、地元で就職するのもひとつの方法といえます。

また、東京や大阪といった都市部では正規雇用による仕事が多くあります。第二新卒や既卒で「就職しづらい」という方は、これを機に都市部に出てみるのも良いでしょう。

デメリット:引っ越す必要がある

県外で就職することのデメリットは、「引っ越す必要がある」点です。

長年住み慣れた場所を離れるというのは誰でも寂しいですが、これを乗り越えられる人なら県外での就職を試す価値は十分にあるといえます。

「離れる」といっても、沖縄から東京までは飛行機で3時間もあれば着く距離です。大げさに考える距離ではないので、積極的に挑戦するのが良いでしょう。

沖縄県外の就職はどんな人にオススメ?

新しい世界に出て、多くの選択肢から自分にあった仕事を選んで、収入も高くしたい方。

東京や大阪といった主要都市には多くの求人を持つ人材紹介会社があります。就職エージェントを活用すれば、あなたのキャリア形成にぴったりの求人を見つけることができるでしょう。

第二新卒・既卒・フリーターにおすすめの就職サイトランキング

沖縄県外で就職するときの費用と宿泊場所

それでは実際に沖縄県外で就職活動をするとき、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。また、就活期間はどのような場所に泊まるのが良いのか解説します。

どのくらい費用がかかるのか

沖縄から本州に出てくるのにどのくらい費用がかかるのか気になりますよね。

たとえば那覇から東京に出る場合は、LCC(格安航空会社)なら片道約6,000円で行くことができます。より近い都市の沖縄なら約4,000円です。

LCCとは

LCC(Low Cost Carrier/ロー・コスト・キャリア)とは、効率的な運営によって低価格の運賃で運航する航空会社のこと。

食事などのサービスを簡素化(または有料化)することによって低価格にしているため、「低価格=安全ではない」というわけではありません。

那覇空港から出航しているLCCには、バニラ・エアジェットスターなどがあります。

内定をもらうまでの家はどうするか

沖縄から東京などに出てきて内定をもらうまでの約1ヶ月間の家に悩む人もいると思います。

その場合は、ウィークリーマンションや格安のビジネスホテル、Airbnbなどの民泊サービスを利用するのがおすすめです。内定後に気軽に引き払えるようにしておくのがよいでしょう。

まとめ

沖縄県の第二新卒・既卒・フリーターが正社員就職を成功させる全知識について紹介しました。

第二新卒や既卒になったからといって、正社員になる道が閉ざされたわけではありません。沖縄県内で就職する、沖縄県外で就職する、自分に合った方法で就職活動を成功させましょう。