既卒で職歴なしでも就職できる?あなたの就活を成功させる方法をすべて解説します

「既卒で職歴なしだから就職できない…」

こんな風に悩んでいませんか? 新卒のときと違って既卒の就職情報はあまり多くないため、余計に不安に感じてしまう方も多いと思います。

しかし、実際は既卒やフリーターで職歴なしの人でも就職することは十分に可能です。

ここでは「既卒・職歴なし」でも正社員として就職するための方法を徹底的に解説します。

「既卒で職歴なし」でも就職できるの?

結論から書くと、既卒で職歴なしでも正社員として就職することはできます。

「既卒で正社員を採用するところはブラック企業が多いのでは…」と心配される方もいるかもしれませんが、既卒を歓迎している優良企業は多数あるのです。

新卒より難しくなるのが正直なところ

ただし、既卒の就職活動は新卒と比べると難しくなるのが正直なところです。

新卒のときは未経験でも問題ありませんが、既卒では「即戦力」が求められることも多くあります。そのため、「未経験・職歴なし」という同条件の場合、新卒が優遇されやすくなります。

また、既卒の就職が難しい理由として、ネガティブ質問に上手に答えられないこともあげられます。「既卒になった理由」「空白期間」といった質問に答えられるようにする必要があるのです。

正しい就職活動をすれば必ずできる

そういうと怖気づいてしまいますが、既卒で職歴なしの場合でも正しく就職活動をすれば、ほぼ必ず正社員として就職することが可能です。

たとえば、「新卒と競合しない企業を選ぶ」「履歴書や面接対策をきちんと行う」といったことも、就職活動をする上で重要なポイントになります。

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なぜ「既卒・職歴なし」でも就職できるのか

それでは、なぜ既卒で職歴なしでも採用してくれる企業があるのでしょうか。

不景気時に人材採用を絞ったため人材不足になっている

これまで既卒が増えたのはバブル崩壊(1991〜1993年)が影響しています。企業が採用を絞ったため、1970年から1980年代前半に生まれた人の多くは就職が難しい時代を経験しています。

また、直近では2008年のリーマンショック以降の世界不況でも企業は採用を大きく絞っています。

しかし、現在は景気が回復してきているため、企業は採用を強化するようになりました。今まで採用を絞っていたこともあり、どの企業も人材不足が深刻になっているのです。

リーマンショックとは

アメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻(2008年9月15日)したことをきっかけに、世界的金融危機が連鎖して起きたこと。

現在は、就活生が有利な「売り手市場」

現在は売り手市場(就活生が有利)です。誰もが名前を知っている大企業には新卒が集まりますが、優良企業でもBtoB企業など一般的に知名度が低い企業には人が集まらなくなっています。

結果、人が集まらない企業は若手人材を確保するために、既卒やフリーターといった採用を積極的に行うようになりました。

BtoC, BtoBとは

  • BtoC:企業(Business)と一般消費者(Customer)で取引する形態(ショッピングなど)
  • BtoB:企業と企業で取引する形態(卸売など)

※オークションやシェアリングなどはCtoCと呼ばれます。

既卒向けの求人なら内定率は高い83%

どの企業も若手人材を欲しているため、積極的に既卒者を受け入れています。

既卒専門の就職エージェント(人材紹介会社)によると、既卒向けの求人なら内定率は83%と非常に高い数値となっているのが分かります。

新卒と競合することなく「既卒向けの求人」を受けることが、既卒で職歴なしの人でも就職できる賢い選択なのです。

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既卒で職歴なしの人はどのような求人に応募するべきか

ここまでで既卒で職歴がなくても十分に内定できることが分かりました。

続いて、どのような求人に応募するのが良いかを見ていきましょう。

3年以内なら新卒向け求人も受けられる

厚生労働省の通達により「卒業3年以内の既卒者を新卒扱いとする」と決まりました。

そのため、多くの企業では卒業3年以内の既卒でも新卒枠で選考をしてくれます。

ただし、この場合はライバルが「新卒」になるので、既卒専門の求人を受けるより内定率が低くなってしまうデメリットがあります。

新卒向けの有名企業の求人は魅力的なものが多数あるため、「どうしても選考を受けてみたい」という方は「卒業3年以内」という強みを生かして、積極的に受けてみるのも良いでしょう。

とはいうものの、手当たり次第に応募して落ちるのが続くほど、負のスパイラルに陥ってしまい、受かるものも受からなくなってしまいます。

受けたい求人の軸を決め、一社ずつきちんと準備することが必要になります。

特に大手企業や人気業界は厳しい

新卒向け求人は新卒が競合になるため、厳しい戦いを強いられます。さらにこれは、誰もが名前を知っている「大手企業」や広告業界などの「人気業界」になると顕著になります。

たとえば広告業界を目指すのであれば、評価されるのは職歴(今まで何をしてきた)なので、空白期間を長くするのではなく、すぐに動きながら対策するのが良いでしょう。

既卒向け求人は意外と多い

前述のように、現在は景気が上向きになっているため、多数の既卒向け求人が見つかります。

誰もが知っている大手企業(東証一部上場企業など)を避けても、東証二部に上場している優良企業やマザーズに上場しているベンチャー企業ならカンタンに見つけられるでしょう。

特にIT関連企業は需要が高いため、年収も良く、既卒を歓迎する傾向があります。

もし「たくさんありすぎて分からない」「本当に良い会社なのか分からない」というときは、後述する就職エージェントに相談して優良な企業を探してもらうのもオススメです。

東証二部とは

東京証券取引所のうち、中堅企業が上場している市場のこと。

東証一部は日本を代表する企業(トヨタ, 任天堂など)が上場している。

マザーズとは

東京証券取引所のうち、ベンチャー企業が上場している市場のこと。

ベンチャー企業の資金調達の場として提供されている。

既卒で職歴なしの人が気をつけたい5つのポイント

既卒やフリーターで職歴なしの人でも就職できる求人は多数あります。

それでは実際に選考を受ける際に気をつけたいポイントを5つ紹介します。

既卒になった理由をはっきり説明する

「既卒で職歴なし」という経歴は、採用担当者からすると不安に思ってしまう場合があります。

なぜなら、大学を卒業したあとに就職をしていない期間があるということは、「就職できない理由がある」など、何か大きな問題がある人材なのかと思ってしまうからです。

しかし、「既卒になること」自体は悪いことではないため、引け目を感じる必要はありません。

たとえば「やりたい夢をかなえるためにアルバイトをしていた」「留学をしていて就労機会がなかった」など、しっかりとした理由があれば、採用担当者も安心してくれるでしょう。

資格やスキルをアピールする

「既卒で職歴なし」という場合、困るのはその人の適正や人間が判断しにくいことです。何が得意なのか、どんなことができるのかが分からないのです。

そこで、「自分はどういうことが得意なのか」アピールできるように準備をしておきましょう。

得意なことを客観的に表すのにもっとも分かりやすいのは「資格」です。もし資格を持っているなら、面接のときに必ず伝えるようにしましょう。

また、志望する業界で資格があると有利な場合は、あらかじめ資格を取得するのもオススメです。そのためには、その業界や企業について分析する必要があります。

1年以上無職期間がある場合はインターンからはじめよう

卒業の無職期間(ニートの期間)が1年以上ある場合は、面接で突っ込まれることがあります。

ただ、いくら正直に答えるのが大切だからといって「ニートをしていました」というのは、印象が悪くなってしまいます。

そこで、もし1年以上無職の期間がある場合は、社会復帰の第一歩として有給インターン(キャリア目的のアルバイト)からはじめるのをオススメします。

面接でインターンを自発的にはじめたことを面接官に伝えれば、ニートのマイナスは払拭され、かつ積極性を高く評価してくれるでしょう。

「既卒になった理由は?」ネガティブ質問に備える

既卒の面接で困るのが「既卒になった理由は?」「空白期間は何をやっていたの?」といったネガティブ質問です。これに答えられず萎縮してしまう人も多いと思います。

既卒求人の面接を受けるときはこれらのネガティブ質問に備える必要があります。ひとりでやるのが難しい場合は就職エージェントに相談して一緒に対策してもらうのが良いでしょう。

今すぐ行動開始すること

なにより既卒の就職を成功させるには今すぐ行動をはじめることが重要です。

既卒になったら新卒のときより内定をもらうのが大変になります。ということは「今までと同じ方法で就職活動をしていてはダメ」ということになります。

どのようなサービスを使うか、というところから一緒に考えていきましょう。

既卒になったら人生終了?絶対できるゼロからの就職活動

既卒で職歴なしの場合、どのサービスを使うのが良いか

「既卒で職歴がないけど就職できるかな…」

そんな気持ちで今この記事を読んだのなら今すぐに行動をしましょう。

ここでは既卒が求人を見つけるときに役立つ方法を5種類に分類して紹介します。

ハローワークを利用する

ハローワーク(公共職業安定所)でも既卒の求人を探すことができます。

ハローワークは求人数ならほかのどのサービスより多いのが特徴です。

また、ハローワークインターネットサービスを使えば、ハローワークに行くことなく、自宅で申し込みもできるようになっています。

ただし、ハローワークに掲載されている求人の質には差があり、「ブラック求人が多数混ざっている可能性がある」「企業情報が少ない」というデメリットもあるので注意しましょう。

新卒求人サイトの既卒求人を探す

新卒向けの求人サイトでも既卒求人を探すことができます。

新卒向けのため、有名企業の求人も多く掲載されているのが特徴です。

ただし、こちらは前述のように新卒が競合になります。既卒で職歴なしの場合、新卒と競合すると内定率は大きく下がるので、その現実を受け止める覚悟が必要です。

参考サイト:リクナビ公式サイト

参考サイト:マイナビ公式サイト

社会人向け転職サイトで既卒求人を探す

社会人向けの転職サイトで既卒求人を探すのもひとつの方法です。

社会人向けの転職サイトは、主に就職後に短期で離職した第二新卒の方、キャリアアップをしたい方が活用しています。求人数が多いのが特徴です。

ただし、転職サイトは「既卒可」であっても、職歴がある社会人も多数応募するため、職歴がない既卒が使っても勝算が低いというデメリットがあります。

参考サイト:リクナビNEXT公式サイト

既卒向けの求人サイトを利用する

既卒向けの求人サイトは既卒向けの求人のため、ピカピカの新卒やキャリアを積んでいる社会人経験者とバッティングしないという特長があります。

また、既卒に向けて求人を出しているため、企業も既卒の採用に意欲的です。

デメリットをあげるとするなら、企業情報を自分で集める必要がある点や履歴書の書き方、正しい面接対策を自分ひとりでやる必要がある点です。

参考サイト:リクナビダイレクト既卒版公式サイト

既卒専門の就職エージェントを利用する

既卒になったら利用したいのが既卒専門の就職エージェント(人材紹介会社)です。

既卒専門の就職エージェントに登録をすると、それぞれ専任のキャリアカウンセラーがつき、あなたの適正、既卒歓迎の求人の紹介、履歴書の添削、面接指導をしてくれます。

就職エージェントのデメリットは、その人材紹介会社のオフィスまで行かなくてはならない点です(一部スカイプ面談ができる場合もあり)。

既卒の就活では「なぜ既卒になったのか」「空白期間は何をやっていたのか」などに答える独自のスキル(ノウハウ)が必要になってきます。

既卒専門の就職エージェントを利用することで、これらの質問にも対策できるようになります。

また、紹介される求人は就職エージェントが持っている(提携している)求人のため、企業情報が多く「就職したら違っていた…」というミスマッチを防ぐこともできます。

既卒で職歴がなくて就職活動に悩んでいる方は、ぜひ就職エージェントを利用してみましょう。きっとあなたの就職活動の心強いパートナーになってくれるでしょう。

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