既卒になったら人生終了?絶対できるゼロからの就職活動

「既卒になると人生終了」

そう思っていませんか? 今でも「既卒」とインターネットで検索すると「人生終了」「人生詰んだ」「やばい」といったキーワードが多数出てきます。

しかし、既卒やフリーターになっても人生が終了することは絶対にありません。それどころか「正社員として就職する」ことも十分に可能なのです。

ここでは既卒の正しい知識を身につけて就職する方法を解説します。

「既卒になったら人生終了」はウソ

結論から書くと、既卒になっても人生終了にはなりません。

「人生終了にはならないといってもフリーター生活が続くんじゃ…」

このように考える方もいるかもしれませんが、既卒でも正社員として就職することはできます。

それではなぜ既卒になると「人生終了」と感じてしまうのでしょうか。

相談できる人がいないと「既卒で人生終了」と考えてしまいやすい

「既卒になると人生終了」と考えてしまいやすいのは相談できる人がいない人です。

大学を卒業すると学生時代の友人は就職して会う機会は少なくなるため、小学校・中学校・高校・大学を通して、人生で初めて「相談する人がいない」時期が訪れます。

さらに既卒は、今までと同じ就職活動をしていても難易度も上がるため(新卒が優遇されやすいため)、より一層「悩みやすい状況」に陥ってしまうのです。

親に相談できる場合もあるかもしれませんが、身近な人のアドバイスを聞くのは意外と難しく、またキャリアの専門ではない限り、親も適切なアドバイスをするのは難しいはずです。

既卒になると就職が難しい原因を「新卒が優遇されるから」と考えていると、「ひとりで就職活動を続ける必要はない」という盲点に気づくことはできません。

既卒で悩んだときは「相談できる人がいない」ということを原因にとらえ、「ひとりで悩む必要はない」と考えることで、解決の糸口が見えてくるようになります。

既卒になったら相談できる人を見つけよう

前述のように既卒が悩みやすい主な原因は「相談できる人がいない」ことです。

あとは「相談できる人を見つける」ことで既卒の問題は必ず解決します。

現在は、既卒が相談できる場所はハローワークなどの公共機関や人材紹介会社(就職エージェント)などの民間企業など多数あります。

どれも個別のカウンセリングを受けることができ、それらのサービスはほとんどの場合、無料で利用できます。これを利用しない手はありません。

必要なのは「新卒ブランド」でも「お金」でもなく、あなたの「行動力」だけなのです。

そもそも「既卒」って何?

そもそも「既卒」とは何を指すのでしょうか。

既卒は、短大・大学・大学院などを卒業したあとに就業しない人を指します。

  • 就職活動をしていたけど、内定がもらえなかった人
  • 社会人になるイメージが持てずに就職活動をしなかった人
  • 海外留学をしていて、就業チャンスがなかったひと
  • 会計士や弁護士などの士業を目指していた人
  • 公務員を目指していた人

このような人が「既卒」というカテゴリーに分類されます。

似た言葉に「第二新卒」がありますが、第二新卒の場合は一度就職したあと、数年以内に短期離職をした人を指します。

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毎年12万人以上が既卒になっている

それでは実際にどのくらいの人が既卒になっているのでしょうか。

文部科学省の学校基本調査によると、2016年3月に卒業した大学生は全部で約54万1000人でした。このうち就職した人数は41万8000人です。このデータはあまり変動はありません。

つまり、毎年約12万人以上もの人が既卒になっている計算になります。

既卒はあなたひとりではありません。

「自分だけ既卒なのでは…」

「既卒は恥ずかしいことなのでは…」

このように悩む必要はどこにもないのです。

参考:学校基本調査:文部科学省

既卒の内定はカンタンにとれるのか?

既卒になる人は毎年多くいますが、彼らの多くは遅かれ早かれ就職します。

実施に既卒の内定はカンタンなのでしょうか。

新卒と比べると厳しいのが現実

既卒の内定は「新卒と比べると厳しい」というのが正直なところです。

また、既卒は毎年増えるため、ライバルも増えてくるようになります。

特に大企業の内定は難しい…

特に誰でも名前を知っている大企業ほど内定をもらうのが難しくなります。

厚生労働省が「卒業3年以内の既卒者を新卒扱いとする」という通達を出したことで、多くの企業は新卒者と卒業3年以内の既卒者を同じ枠で採用しています。

しかし、実際は同じ条件(未経験)の場合は、新卒が優遇されるのが日本の現状です。

「既卒」「空白期間あり」でも就職できる

ただ、しっかりとした準備や対策を行うことで既卒でも内定をもらうことができます。

たとえば、新卒との競合を避けるために、誰もが知っている大企業ではなく優良な中小企業の選考を受けるというのも賢い選択のひとつです。

また、既卒だと必ずある「どうして既卒になったのですか?」「空白期間は何をしていましたか?」といったネガティブ質問に対する答えを用意することで内定をもらいやすくなります。

その人にあった「キャリア形成」を考えたり、「履歴書の書き方」「面接対策」を正しくするには、後述する就職エージェントを利用するのもオススメです。

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既卒歓迎の求人が多くなっている理由

既卒の就職活動では新卒と争う大企業ではなく、優良の中小企業を探すのがよいでしょう。

今は景気が上向きになっているため、多くの既卒歓迎求人が見つかります。

実際、東証二部やマザーズに上場している企業ならカンタンに見つけられるでしょう。

特に需要が高いIT関連企業は、年収条件も良く、既卒を歓迎する傾向があります。

東証二部とは

東京証券取引所のうち、中堅企業が上場している市場のこと。

東証一部は日本を代表する企業(トヨタ, 任天堂など)が上場している。

マザーズとは

東京証券取引所のうち、ベンチャー企業が上場している市場のこと。

ベンチャー企業の資金調達の場として提供されている。

既卒の就職が本当に厳しかったのは2000年代

今も「既卒になると人生終了」などと言われるのは、2000年代の影響と言われます。

事実、バブル崩壊以降(一般的に1991年を指す)に就職をした年代(1970年代〜1980年代前半生まれ)の多くは既卒になり、現在もフリーターやニートになっている人も多数います。

景気が回復して人材不足になっている

しかし、近年は景気が回復しているために企業は求人をしはじめました。

大企業やCMを多数打っているBtoC企業は新卒を採用できますが、中小企業や一般的な知名度が低いBtoB企業は若手を採用することはできません。

それで多くの企業が「既卒」に注目するようになりました。

反対に言うと、就職をするなら好景気になっている今が絶好のチャンスなのです。

BtoC, BtoBとは

  • BtoC:企業(Business)と一般消費者(Customer)で取引する形態(ショッピングなど)
  • BtoB:企業と企業で取引する形態(卸売など)

※オークションやシェアリングなどはCtoCと呼ばれます。

就活にかかる期間は1〜1.5ヶ月が目安

新卒時には数ヶ月かけて就職活動をしていた方も多いと思います。

しかし、既卒になるとスピードは加速します。「受けたその日のうちに選考結果が届く」ということも珍しくありません。

既卒やフリーター、第二新卒といった方の就職活動期間は大体1〜1.5ヶ月が目安です。

あくまで平均なので選考即日や1週間など早いときもあれば、2ヶ月程度かかるなど変動します。ただ、新卒と比べて早く決まるということを覚えておくとよいでしょう。

どうしたら内定がとれるのか

それではどうしたら内定がとれるのでしょうか。

これこそ既卒就活をしている人がもっとも知りたいところだと思います。

これは前述のように、「しっかり準備をする」「正しい対策をする」「今の自分のスキルにあった企業を志望する」など地に足の着いた就職活動をすることが求められます。

面接では意図を汲み取ることが大切

また、企業面接では質問に対する「面接官の意図を汲み取る」ことが大切です。

「この質問では相手が何を求めているのか」「相手は何を知りたいのか」を把握し、何を答えればよいのかを考える必要があります。

「自分が何を話したいか」ではなく、「相手が何を知りたいか」を考えるようにしましょう。そして、これは就職したあとにもきっと役立つスキルとなるでしょう。

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今すぐ「自分を変えて」行動しよう

日本の経営コンサルタントである大前研一さんの言葉に次のものがあります。

「人間が変わる方法は3つしかない。1つ目は時間配分を変えること。2つ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。どれかひとつだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることが最も効果的。」

時間配分を変える

もし既卒になってダラダラ過ごしてしまっているという人は、時間配分を意識しましょう。

普段、だらだらスマホゲームばかりやってしまう、インターネット動画でバラエティ番組ばかり見ているなら、スキルを上げるための勉強に切り替えるのもオススメです。

ただし、むやみに多ジャンルの勉強をしても効果が少ないため、自分が目指すキャリアに必要な分野に絞るなど目的意識を持った学習を心がけましょう。

住む場所を変える

就職をする場合、住む場所を変えるのは難しいかもしれません。

ただ、地方に住んでいる場合は「都心部に出て就職をする」などの方法を考えるのも良いでしょう。都心は地方と違い、仕事も多く、年収も高いといったメリットがあります。

東京都心部の家賃は高いと思われがちですが、新宿などの中心から少し離れれば(電車で15〜20分ほど)地方都市と同じくらいの生活費で生活することが可能です。

付き合う人を変える

同じ人と付き合っていると考え方が固定されてしまいます。

地元の人たちとの飲み会や「本当は窮屈に感じているSNS」などがあれば、就職活動が終わるまで思い切って断ってみるのも良いでしょう。

前述のように人材紹介会社などの相談できる場所で新しい人と知り合う、就職エージェントの意見を取り入れることでも自分を意識的に変えられるようになります。

既卒に特化した就職エージェントを利用する

既卒が就職する上でもっとも強力なのが既卒に特化した就職エージェントを利用することです。

就職エージェントはオフィスに行く必要はありますが、あなたの性格やこれまでに進んできた道から最善のキャリアを提案してもらえます。

また、履歴書の書き方や面接対策もしてくれるので、「正解が分からない」方にもピッタリです。

就職エージェントが持つ求人は既卒に特化しているため、新卒と競合する心配はありません。

さらに、求人は提携している企業のため事前情報が多く、インターネット上の情報だけを頼りに就職し、「思ったのと違った…」といったミスマッチを防げるのも利点にあげられます。

既卒で「誰にも相談できない」「どうしたら自分に合った企業に就職できるんだろう」と悩んでいる方は、ぜひ就職エージェントを利用してみましょう(無料で利用できます)。

第二新卒・既卒・フリーター向け就活サイト

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