既卒フリーターの就活は厳しい?レッドオーシャンに飛び込まずに就職できる最適な方法

「既卒の就活は厳しい」

既卒やフリーターの方は一度は耳にしたことがあるセリフだと思います。

実際、既卒になるとどのくらい就職が難しいのでしょうか。

ここでは既卒の就活市場の現状、そして「新卒ブランド」を持つ人たちが待つレッドオーシャンに飛び込まないで就職できる方法を徹底的に解説します。

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既卒者の内定率は新卒の約半分の44.0%

結論から書くと、既卒の就活は新卒より厳しくなります。

ただし、状況はどんどん良くなってきているというのが現状です。

既卒の44.0%が内定をもらっている

既卒者の現在の内定率

マイナビの「2017年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」によると、既卒の44.0%が内定を保有していることが分かります。

一方、現役学生(新卒にあたる人たち)の内定率は82.7%です。つまり、既卒は新卒の約半分しか内定をもらえていないことになります。

既卒をとりまく環境は年々良くなっている

在学中の活動分布

ただし、既卒をとりまく就活環境は年々良くなってきています

今まで「既卒」というと、在学中に内定をとれずに卒業してしまう人が多かったのですが、現在は在学中に内定をとりながらも、卒業後に再度就職活動をしている人が多くなっているのです。

卒業後に再度就職活動を最下位する理由には「一度就職したが、退職して再度就職活動をしている」「内定先の労働条件に不満があったので辞退した」というものがあげられます。

つまり、5年前の「既卒」というイメージは様変わりし、「既卒=就職できない」ではなく、「既卒≒もう一度就職したい」という社会になっているといえるでしょう。

なので、「既卒だから自分はダメ」などと思う必要はどこにもないのです。胸を張って「既卒」として再度就職活動に臨みましょう。

既卒の現状については以下の記事もあわせてごらんください。

既卒フリーターは就職できない?もっとも理想の就活方法を徹底解説します

既卒の就職が難しい3つの理由

そもそも「既卒の就職が難しい」といわれる理由はなんなのでしょうか。

ここでは既卒の就職が難しい理由を3つにまとめました。

「既卒は即戦力であるべき」スキルが求められやすい

企業の中には「既卒は即戦力であるべきだと考えると考えるところも少なくありません。

そのため、未経験の既卒は就職するのが難しくなってしまうのです。

「未経験・初心者」条件が同じなら若いほうが良い

日本はまだまだ新卒を歓迎する風潮があります。

そのため、「未経験」という条件が同じ場合でも、新卒は歓迎されるのに既卒は歓迎されないという現象が起きてしまいます。

「就職できない理由があるのでは…」

既卒に対する偏見はまだまだあります。

既卒やフリーターは就職せずに社会に出ているため、面接では「就職できない理由があるのでは!?」という色眼鏡で見られることもあります。

ただし、面接対策でしっかりとネガティブ質問に答えられるように練習をしておけば問題なくクリアできるでしょう。そのためには後述する就職エージェントを利用するのもオススメです。

既卒になったら人生終了?絶対できるゼロからの就職活動

既卒でも大手企業を受けられる

厚生労働省は「卒業3年以内の既卒者を新卒扱いとする」と決めました。そのため、多くの企業が新卒者と卒業3年以内既卒者を同じ枠で採用しています。

既卒が大手企業の内定をもらうのは難しい…

ただし、これはあくまで「採用の枠がある」というだけです。

実際の企業面接では、前述のように「なぜ既卒なのですか?」「就職に失敗したのですか?」「空白期間は何をやっていましたか?」という質問を浴びせられ、落ちてしまうことが多々あります。

採用枠はあるけれど、新卒と同じフィールドに立って就職活動をしていては「内定をもらうのが難しい」というのが現状なのです。

既卒フリーターが就職しやすい環境が整っている

ここまで書くと「既卒の自分は就職できないんじゃ…」と思ってしまう方もいるかもしれません。

たしかに既卒は新卒と比べて「就職しにくい」のは事実です。

しかし、前述のアンケート結果を見ると分かるように、「既卒の約半分の人が内定がもらっている」のも事実なのです。

さらに、ここに来て既卒やフリーターが就職しやすい環境が整ってきました。

既卒専門の就活サイトが増えている

これまで「就活サイト」というと「新卒」を専門にしているサイトがほとんどでした。

しかし、最近は既卒やフリーター、または短期で離職してしまった第二新卒を専門の就活サイトが増えてきているのです。

これらの就活サイトが持っている求人案件は「既卒専門」のため、新卒が待つレッドオーシャンに飛び込む必要はありません。これを使わない手はないでしょう。

人材不足から既卒者に注目している企業が増えている

そもそも既卒専門の就活サイトが増えているのには理由があります。

それは「人材不足」です。

現在の日本は不況を乗り越えて少しずつ景気が回復してきています。そして多くの企業が採用を強化し始めました。

名前の知られている大手企業にとって、「新卒」というのは何もしないでも集まってきます。しかし、そこに人材を取られてしまう中小企業は既卒人材に注目しはじめました。

企業が「既卒者も欠陥があるわけではない」ことに気付いたのです。

既卒やフリーター人材が欲しい企業が増えた結果、それらの求人を扱う既卒専門の就活サイトが増えた、というのが最近の既卒市場といえます。

既卒に特化した就活サイトを使おう

もし、今あなたが既卒やフリーターなら既卒に特化した就活サイトを使いましょう。

既卒に特化した就活サイトには、「既卒専門の求人サイト」と「既卒専門の就職エージェント」の2種類があります。

既卒専門の求人サイト

求人サイトは、求人を募集しているサイトに自分で応募します。

インターネットだけで応募まで完結できるため、かんたんなのが特徴です。

一方、既卒が陥りがちな「履歴書の書き方」(職歴欄はどう埋める…)や「面接対策」(ネガティブ質問をされたときの回答方法)は自分で探す必要があります。

既卒専門の就職エージェント

もうひとつは、既卒専門の就職エージェントを利用する方法です。

就職エージェントに登録すると個別のカウンセリングを受けることができます。ただし、基本は就職エージェントのオフィスに行く必要があるため、そこだけは手間になります。

ただ、「本気で就職を考えている」なら、内定がもらえるまでは頑張りたいところです。

就職エージェントではそれぞれに合ったキャリアの積み重ね方だけでなく、履歴書の添削や面接対策といったものを受けられます。

さらに就職エージェントが持っている求人のため、インターネットに掲載されている以上の企業情報が得られるのも魅力のひとつです。

あらかじめ選考を受ける企業について深く知ることができるため、「就職したら思っていたのと違っていた」というミスマッチも防げます。

既卒やフリーターにとって就職エージェントの利用はもっとも強力な選択肢と言えるでしょう。