第二新卒・既卒・フリーターが面接を受けるときの理想の服装(男性編)

第二新卒・既卒・フリーターの面接時に「どんな服装で行けばいいの?」と悩む方は多いのではないでしょうか。
第二新卒や既卒は,新卒のときと比べて面接時の服装の情報が少ないので困りますよね。
ここでは第二新卒・既卒・フリーターの男性が面接を受けるときの理想の服装を解説します。
目次
第二新卒・既卒・フリーターの面接は第一印象が重要
第二新卒や既卒の面接は,新卒のときより第一印象が重要になります。
それは面接官にとって「短期間で離職している/問題がある人なのでは?」「新卒で就職していない/就職に失敗した問題がある人なのでは?」という疑問があるからです。
そのため,新卒のとき以上に見た目に気を使うことが求められます。
といっても「具体的にどのようにすればいいのか分からない」ですよね。
ここでは各パーツごとに男性の服装の着こなし方やポイントを徹底的に解説します。
第二新卒・既卒・フリーターの面接の服装は,基本的に新卒のときと同じでOK
脅かしてしまいましたが,第二新卒・既卒・フリーターの面接の服装は,基本的に新卒のときと同じで問題ありません。
スーツは新卒のときと同じリクルートスーツで大丈夫です(高いものを買う必要はない)。もし,新卒のときに着ていたものが痛まず残っていたら,同じものを着ましょう。
どのアイテムもブランドものを選ぶ必要はありません。まだ就職していない以上,お金を持っていなくて当然です。反対にブランドもので固めると不自然になってしまうので注意しましょう。
髪型:清潔感が出るように短くまとめる
清潔感が出るように短い髪型でまとめましょう。
できればおでこを出すと爽やかさが増えて,明るい印象を持たれやすくなります。
スーツ:地味なものを選ぶ
スーツの色は黒や紺,グレーなど地味な色を選びましょう。派手な色は先入観を持たれてしまうため,できるだけ避けるのが無難です。
また,特に新卒のときと同じスーツを着る人は,必ずアイロンもしておきましょう。アイロンが分からない方はクリーニング屋さんに出すとキレイに仕上げてくれます。
上下セットで1,000円くらいでできます。
「2ボタン」がオススメ
スーツには最近主流の2ボタンをはじめ3ボタンなどさまざまあります。好みですが,できれば20代のうちは2ボタンのものをオススメします。3ボタンは少しオジサンっぽく見えてしまいがちです。
1ボタンや4ボタン以上のデザイン性の高いものは就活には不向き(NG)なので注意しましょう。
「シングルスーツ」がオススメ
スーツには,前のボタンの並びが一列の「シングルスーツ」と,二列の「ダブルスーツ」があります。第二新卒・既卒・フリーターの面接ではビジネススーツの定番であるシングルスーツを選ぶのが良いでしょう。
「ツーピース」にするのが基本
スーツには,ジャケット+スラックスの「ツーピース」と,ジャケット+スラックス+ベストの「スリーピース」があります。
面接をする時期にもよりますが,基本的にはツーピースのスーツが良いでしょう(スリーピースだとベスト代が入るため価格も少し高くなります)。
ただし,寒い季節のときなどはスリーピースのスーツを着ても問題ありません。
まとめると「2ボタン」「シングルスーツ」「ツーピース」を選ぼう
スーツのタイプを紹介しましたが,まとめると「2ボタン」の「シングルスーツ」の「ツーピース」をそろえるのがオススメです。
ブランドものを買う必要はないので,紳士服店でお手頃なものを選んでみましょう。
ワイシャツ:白色を選ぶ
ワイシャツは白色を選びましょう。
襟の形は通常のレギュラーカラーを選びます。
ネクタイ:えんじ色がオススメ
ネクタイはえんじ色や青色などを選びましょう。特にえんじ色はエネルギーたっぷりの若々しさが出るので既卒面接定番のカラーです。
ボタン:一番下は開ける
スーツのボタンは,一番下のボタンは開けて着ます。
スーツの一番下のボタンは飾りボタンのため,止める必要はありません。座ったときに型くずれをさせないためにも,一番下のボタンは開けるようになっています。
袖:1.5cmほど出す
スーツの袖からワイシャツを1.5cmほど出すと清潔感のある印象になります。
そのためにスーツの袖を長くしすぎない,ワイシャツの袖の短すぎるものを選ばない(自分のサイズに合ったものを選ぶ)ようにしましょう。
スラックス:アイロンで折り目を付ける
アイロンで折り目を付けるとパリッとした爽やかな印象になります。
アイロンを自分でかけるのが難しい(ない)場合もあると思うので,そのときはクリーニング屋さんに出せばアイロン加工もしてもらえます。
鞄:黒のA4書類が入るものを選ぶ
鞄(カバン)は黒色,A4書類が入るものを選びましょう。
また,面接時は鞄を床に置くことになるので,床に縦置きできる(置いても倒れない)底があるタイプのものを選びましょう。
靴:黒の革靴を選ぶ
黒の革靴を選びましょう。
革靴にもさまざまなデザインがありますが,「プレーントゥ」と呼ばれるつま先(トゥ)に飾りがない基本のものを選ぶのがオススメです。