第二新卒が4月入社、9月入社を狙うべきではない理由

第二新卒としての転職するとき「4月入社・9月入社のタイミングで入社したい」と考えている方も多いと思います。しかし、4月入社・9月入社をわざわざ狙う必要はありません。

「第二新卒」として転職活動するとき、もっとも重要視されるのは「若さ」です。

ここでは第二新卒の方がどのように再スタートを切れば良いかを徹底解説します。

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第二新卒とは

そもそも第二新卒とはどのような人を指す言葉なのでしょうか。

といっても、「第二新卒 ◯月入社」のように検索してこの記事を見つけた方にとって「第二新卒くらい知ってるよ!」という方も多いと思います。

という方は、ここは読み飛ばしていただいてかまいません。

「第二新卒」とは、新卒で就職後、3年以内に短期離職をして、転職活動をしている人のことを指します。似た言葉に「既卒」がありますが、こちらは学校を卒業を就職していない人を指します。

言ってみれば、どちらも「新卒」という看板を捨てて(捨てざるを得なくなって)、就活市場の弱者という立場で就職活動をしている点は同じです。

第二新卒のニーズをデータで読み取る

今後1年間(2018年)の中途採用の見通し

サポネット(株式会社マイナビ)が実施した「中途採用状況調査」では、「2018年の中途採用の見通し」について、「経験者、未経験者採用ともに積極的」と答えた企業が45.2%ありました。

つまり、第二新卒として「未経験職」に応募するチャンスは十分にあるということです。

ただ、冒頭にも書きましたが「未経験」の場合、武器は「若さ(=年齡)」になります。年齡が重ねるほど未経験職への転職は難しくなるのが現状です。

なぜ企業が第二新卒を求めるのか?

それでは、なぜ企業が第二新卒を求めるのでしょうか。ここでは「若さ」と「柔軟性」の2点について見ていきましょう。

若さがある

1つめの理由は「若さ」です。第二新卒の方は、良くも悪くも就職後すぐ会社を辞めているため(3年以内)、年齡が高くても25歳くらいになります。

未経験職の場合、求人の数がガクッと落ちる年齡に25歳、27歳、30歳があります。もしあなたが24歳で25歳の誕生日が近づいているなら、できるだけ早く転職活動を進めるのがよいでしょう。

また、若さというのはポテンシャル(潜在能力)があるため、今後伸びしろがあります。企業にとって未経験の若い人材というのは非常に魅力的な存在なのです。

柔軟性がある

2つめの理由に「柔軟性」があげられます。一般的に人は就職すると、その会社の色に染まります。実は企業にとってこれはあまり好ましいものではありません(スキルは別として)。

第二新卒の方は就職後、短い期間で退職しているため、企業の色に染まっていないため(むしろ企業の色が苦手で退職していることも多い)、企業にとっては扱いやすい人材に見えるのです。

入社1年未満の退職はできれば避けたい

「すでに退職してしまった」という方は、過去を悔いても仕方ありませんが、もし「まだ退職していない」という方は退職する時期を考えるのも良いでしょう。

というのも、ひとえに「第二新卒」といっても、企業からの見られ方が変わるからです。

1年以上だと「職歴が短すぎる」と思われにくい

職歴が1年以上あると、次の転職活動の採用面接の際に「職歴が短すぎる…」と思われることは少なくなります。もちろん、「なぜ前職を辞めたのか?」という質問に備えることは大切です。

この質問に上手に回答することができない以上、第二新卒として内定をゲットすることは難しくなります。「退職理由」や「志望理由」などひとりひとり異なる点に関しては、第二新卒に特化したエージェントを利用すると、転職活動をスムーズに進めることができるでしょう。

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1年未満だと「すぐに辞めてしまうのでは?」という不安を与えてしまう

一方、職歴が1年未満だと、企業は「すぐに辞めてしまうのでは?」と不安になります。株式会社UZUZの岡本啓毅さんは「半年から1年の間くらいでは評価は変わらない」と発言しています。

企業にとって「採用」は非常にお金がかかるため(1人あたり50万円以上かかったりします)、「採用したのにすぐに辞めてしまう」というのは、できるだけ避けたいのです。

そのため、採用担当者も「あなたを採用してすぐに辞めてしまわないか(ミスマッチはないか)」というのを採用面接のときに確認しています。

すでに1年未満の職歴で辞めてしまったという方は、過去を変えることはできません。「なぜ、自分がすぐに仕事を辞めてしまったのか(他責にしない)」、「これから自分はどのように働いていきたいのか」といったことを話せるように備えておきましょう。

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どのタイミングで入社するのが良いか?

それでは、第二新卒の方は「どのタイミング」で入社するのが良いのでしょうか。

4月入社、9月入社・10月入社(秋入社)

4月入社、そして留学組と同じ9月入社・10月入社といった秋入社を考える方が多いでしょう。

これらの入社時期の場合(特に4月入社だと)、「他の人と一緒に研修を受けられる」といったことにメリットを感じている方が多いようです。

しかし、これらの期間を待っているのは得策ではありません。

なぜなら、もし待っている時間があったらこの期間に働いて職歴を付けた方が、圧倒的にあなたの市場価値が高まるからです。空白期間ができるほど就職活動は不利になります。

また、企業側からすると、4月の研修は前年度の新人が研修を行うことが多いため、同い年か年上の人に研修をするということで非常に気を使うというのが正直なところのようです。

これらの考え方については、UZUZさんの「ニート向け就職活動セミナー」が非常に参考になりました。完全レポートを書いているので、よかったら見てみてください。

【UZUZ】「ニート(無職の方)向け就職活動セミナー」を見学してきたレポート完全版

すぐに行動することが大切

そのため、「第二新卒として転職をいつしよう」と考えているなら、答えは「今すぐ」です。

時間が経つほど転職活動は不利になります。なぜなら「前職を辞めた理由はなんですか?」という質問に加えて、「会社を辞めてから今まで何をやっていたのですか?」という空白期間についての質問もされるからです(就業意欲が低いと思われない行動が求められます)。

第二新卒の転職を成功させるために

第二新卒の方は短期間で離職しているため、「理想と現実のズレ」「ブラック企業」など「企業選びに失敗してしまった…」と感じている方も多いと思います。

そのため、「二度と同じような目には合いたくない」という考えが、他の方よりも強いはずです。そこで第二新卒の転職を失敗しないための「求人を探す方法」を紹介します。

第二新卒向けの求人を探す方法

1つめはハローワーク(公共職業安定所)です。ハローワークは求人が多数掲載されています。一方、企業も無料で利用できるため、求人の質が玉石混交であるというデメリットがあります。

2つめは求人サイトです。検索から応募まですべてがネットで完結できます。一方、企業選びが難しい(膨大な企業がヒットしたり、企業の情報が少なかったりする)というデメリットがあります。

3つめは転職エージェントを使うです。転職エージェントは「人材紹介会社」「エージェント」「就活サポートサービス」などと呼ばれることがあります。

転職エージェントは、エージェントのあるオフィスに行く手間こそありますが、その分、受けられるサービスの質がほかのサービスの比ではありません。

転職エージェントを使うと、求人紹介のほか、書類添削、面接対策といった就活サポートを受けられます。また、求人はエージェントが持っているもののため、ネットなどには出回らない生の情報(業界の様子や会社の雰囲気など)を多く得られるのもメリットです。

第二新卒専門のエージェントを選ぶ

日本には転職エージェントがたくさんあります。第二新卒のあなたが選びたいのは、20代の第二新卒に特化したエージェントです。これには、ウズキャリ(株式会社UZUZ)やハタラクティブ(レバレジーズ株式会社)、などが該当します。

特にウズキャリは、ひとりあたりにかける時間が他社の10倍以上という丁寧な個別カウンセリングに定評があるため(経営陣を含め社員さんたちが第二新卒・既卒出身のため親身です)、対象エリアに住んでいる方は登録するとよいでしょう(首都圏・名古屋・大阪に対応しています)。

「第二新卒として転職を考えている」、「どうやって一歩を踏み出せばよいのかわからない」という方は、その気持ちも含めてエージェントに相談してみましょう。

彼らは第二新卒・既卒といった就活市場で弱者になりやすい人をサポートしてきた就活のプロです。きっとあなたの力になってくれるでしょう。