第二新卒・既卒・フリーターの就活に役立つおすすめ本ランキングBEST10【2018年版】

第二新卒・既卒・フリーターとして就職活動をするとき「役に立つ本はないかな?」と迷っていませんか? 書店にはたくさんの本が並んでいてどれを読んでいいか分かりませんよね。

そこで、就職活動をする上で読んでおきたい本をランキング形式で紹介します。

ここでは就職活動に直結するものを上位にしました。そして、就職活動そのものより「仕事」「働き方」や「働くこと」などについて書かれた作品を下位に位置付けています。

便宜上ランキング形式にしていますが、決して「下位の作品が劣っている」「下位の作品はつまらない」という意味ではないのであしからず…。

あなたが就職活動をする上で、参考になる図書が見つかれば幸いです。

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第1位:既卒、フリーター、第ニ新卒の 就活はじめの一歩

既卒など就活で不利な立場になった人が、まず最初に読んでおきたい一冊。今、自分が置かれている立場や今後どのように動けば良いかが分かりやすく書かれています。

既卒、フリーター、第ニ新卒の 就活はじめの一歩』の著者は、「ウズキャリ」を運営する株式会社UZUZの岡本啓毅(取締役副社長)さんです。

「新卒で会社に入り、定年まで働き続ける」というレールから一度でも外れてしまうと、同じレールに戻ることが極端に難しいのが、日本の就職事情です。

でも一度や二度くらい、レールから外れたっていいじゃないか!

若くてやる気がある若者が働くチャンスをもらえないって何かおかしくないか?

このような書き出しで始まる本書。

「働きたくてウズウズしている20代の若者が働ける世の中をつくりたい」という気持ちで会社が設立されているため、他のどのサービスよりあなたのことを親身に思ってくれるはずです。

実際、UZUZが就活サポートにかける時間は他社の10倍と圧倒的な差を見せています。

第二新卒・既卒・フリーターとして就活をはじめるときは、本書を読むのをオススメします。

第2位:既卒・フリーターの就職 一発逆転の法則

「いい就職.com」を運営するブラッシュアップ・ジャパン株式会社の代表取締役社長・秋庭 洋さんによる著作『既卒・フリーターの就職 一発逆転の法則』。

秋庭さんはこれまでに3冊の本を書いていますが、最新でありKindle版もある本書がオススメです。

  1. それでも就職したいあなたに(2007年)
  2. 既卒なんてこわくない!(2012年)
  3. 既卒・フリーターの就職 一発逆転の法則(2015年)←本書です

「就活なんかやめちまえ!」というかなりマッチョな意見で始まるため、就職を考えている人は萎縮してしまうかもしれませんが、本書を読み進めていくとその理由が分かるはずです。

そのひとつが「ストリート・スマート」。ストリート・スマートとは、どちらかというと劣等生で学歴がないにもかかわらず、実社会のなかでバリバリ活躍する人のことを指します。

本書では一貫してこの「ストリート・スマートを目指すべきである」という主張が繰り広げられます。劣等感を覚える前に本書を通してストリート・スマートを学んでみましょう。

第3位:自分に適した仕事がないと思ったら読む本

作家・福澤徹三さんによる著作『自分に適した仕事がないと思ったら読む本』。

高校を出て就職したのが18歳。これまで百科事典の飛び込み営業や飲食業など20回以上転職してきたという福澤徹三さんは、自身のことを「とんでもない怠け者」と評します。

実際、高校の成績はほとんど最下位で卒業延期になる。親とも不仲。ハローワークに「営業」しかなかったからやっただけで営業の意味も知らなかったといいます。

つまり、世間的には「落ちこぼれ」ではありますが(失礼)、そんな彼だからこそ見える現在の「就職市場」について鋭い視点で語っていきます。

視点を固定すると物事の全体像が見えない。「就活も視点を変えることで、さまざまな企業に価値を見いだせる」と福澤徹三さんはいいます。

そして「どこへ就職しようと、そこが終着駅ではない」と聞くと、少し肩の荷が下りませんか?

第4位:「会社四季報」業界地図

ここまでは就職市場で弱者になってしまった人が、「自分をどう捉えればいいか」「どのように就職活動を進めていけばよいか」が分かる本をあげてきました。

続いては、「会社四季報」による『業界地図』です。

業界地図は全176 業界の「業界規模」や業界の主要プレイヤーが分かる「勢力地図」、その業界の花形となる「職種」などが解説とともに掲載されています。

業界地図は、「今、どの業界がどのようになっているのか、今後どのような展望があるのか」などが一覧で分かるので、就職活動をする上で必ず把握しておきましょう。

たとえば、2018年の注目業界(キーワード)には「AI」「VR」「ドローン」「フィンテック」「IoT・ビッグデータ」「東京五輪」「カーシェア・ライドシェア」などがあげられています。

業界地図はここに紹介した「会社四季報」による『業界地図』と、日本経済新聞社による『業界地図』の大きく2種類があります。大差はないので、好みで選んでよいでしょう。

第5位:就職四季報 優良・中堅企業版 2019年版

そして、企業のさまざまなデータが掲載されているのが「就職四季報」です。就職四季報にはいくつかのバージョンがあります。

基本は「就職四季報 総合版」になりますが、第二新卒や既卒者として就職活動をするとき、ピカピカの新卒をとるような大企業ばかりに注目してもあまり意味がありません。

そこで、「就職四季報 優良・中堅企業版」をオススメします。優良企業でも企業を相手に取引をするBtoB企業の場合、知名度が低いため、知らないことも多いはずです。

本書を通して、「企業の特色や近況」「業績」「平均年収」「3年後の離職率」「どのような人材が求められているのか」などをきちんと把握しておきましょう。

第6位:もっとやりたい仕事がある!

「将来の自分の仕事を見つけたい」「自分はどんな仕事が合っているのだろう」という方は、池上彰さんの著作『もっとやりたい仕事がある!』が参考になります。

冒頭のエニアグラム(質問によって個人の特性を9つに分類する)では、自分の適性が分かり、そこから適職も分かるようになっています。

必ず適職から職業を選ぶ必要はありませんが、自分にやりたいことがなかったり、職業が多くて迷ってしまうときは、適職を参考にするのも良いでしょう。

本書は2005年に発売されてから、時代の変化(仕事の変化)に合わせて2回改訂されています。

  • やりたい仕事がある!(2005年)
  • 新版 やりたい仕事がある!(2010年)
  • もっとやりたい仕事がある!(2017年)←本書です

どれも基本の内容は同じなので、そのときいちばん新しいものを選ぶのがよいでしょう。

改訂された本書には、新しい職業として「ユーチューバー」や「インスタグラマー」「ドローン操縦士」「AIエンジニア」「VRエンジニア」「ARエンジニア」などが掲載されています。

第7位:10年後、君に仕事はあるのか?

「AIの進歩によってなくなる仕事」という言葉を聞いて久しくなります。

これから仕事を選ぶ上で「どのようにすべきなのか」「どのようなことが求められるのか」について書かれているのが藤原和博さんの著作『10年後、君に仕事はあるのか?』です。

藤原和博さんはほかにも『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』という本を書いていることから想像できるように、「自分が市場でレアになること」の重要性を説いています。

自分がレアになるためには「手数(ストローク)を増やす」しかない。

そのために以下が必要だといいます。

  • 「ストローク」のリズムとテンポを速くする
  • 1万時間(1日3時間で10年)続ける喜びを得られるか
  • ストロークのたびにフィードバックがかかるか

言い換えると、「実行力」「継続力」「改善力」が必要であることが分かります。

就職したときはみんなが新人で横並びです。そこから先、どのようにして差が生まれるかを知るためにぜひ読んでおきたい一冊といえます。

第8位:未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

「年金支給開始年齢の引き上げ」「雇用延長」このようなニュースを聞くと、「何歳まで働くんだろう?」と疑問や不安に思う人も多いと思います。

社会派ブロガーちきりんさんの著作『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる』では、これらの問題に対しての見解を知ることができます。

最近でこそ、若者を中心に期待する人が少なくなりましたが「終身雇用制度」を期待するのではなく、「そもそも仕事は2回に分けて考えるべき」という考え方も興味深く感じます。

たとえば「人生の前半30代〜40代まではひとつの仕事をする、後半は別の仕事をする」と考えると「仕事を選ぶ」ことにそれほどプレッシャーも感じなくなるはずです。

本書では海外旅行に喩えて「一度目はパッケージツアー、二度目以降は自由旅行」という表現がされています。「働き方も同じように考えましょう」というものです。

本書で触れられる「市場で稼げる人になるためのスキル習得法」については、『マーケット感覚を身につけよう』に詳しく書かれているので、合わせて読むのをオススメします。

第9位:「やりがいのある仕事」という幻想

7位, 8位, 9位は「就職」より「仕事をすること」について書かれた本を選んでいます。

「これから就活して、立派なビジネスマンになりたい!」と意気込んでいる人にはあまり適さないだろう。そういう人はその勢いで臨めば、まあしばらくの間は大丈夫だと思う。ただ、その勢いがなくなってきたときの心配があるだけだ。

「まえがき」の一部だけを引用するとすごく厳しく感じますが、書かれている内容はランキングに紹介したなかでトップクラスの良さがあると思います。

本書は森博嗣さんによる著作『「やりがいのある仕事」という幻想』。

森博嗣さんといってパッと頭に代表作が浮かばない人は、『すべてがFになる』や『スカイ・クロラ』の原作者というと分かりやすいかもしれません。

第1章「仕事への大いなる勘違い」、第2章「自分に合った仕事はどこにある」など、かなり哲学的な内容になっています。といっても平易な文章なので「読みにくい」ことはないはずです。

おそらく、就活生にとって興味深いのが第3章の「これからの仕事」だと思います。ここでは「マイナ思考になる」「スペシャル指向になる」などの予測が書かれています。

これはインターネットの発達によって、個人の好みが細分化した現代からすでに「実感がある」という方も多いのではないでしょうか。

森博嗣さんの著作は小説はもちろん、新書サイズの本(実用書などに分類されます)もスゴく面白いので、興味がある方は読んでみるのをオススメします。

第10位:シューカツ!

10位は「就活」をテーマにした小説を選びました。

石田衣良さんの『シューカツ!』です。

石田衣良さんは『池袋ウエストゲートパーク』シリーズなどの著者。月島を舞台にした少年たちの青春小説『4TEEN』で直木賞を受賞したことで知られています。

大学3年生の主人公が、個性ある仲間たちと就活を成功させるために奔走する様子が描かれます。就活の疑似体験として、読み物としても楽しめる1冊になっています。

番外編:銀のアンカー(全8巻)

最後に番外編として就活を題材にしたマンガ『銀のアンカー』(全8巻)を紹介します。

作者は『ドラゴン桜』『インベスターZ』などで知られる三田紀房さん(作画)です。

三田紀房さんはこれまでに人生の各ステップにおけるマンガを多数書いています。

  • ドラゴン桜(2003年-):「受験」がテーマ
  • マネーの拳(2005年-):「会社経営」がテーマ
  • 銀のアンカー(2006年-):「就職活動」がテーマ
  • エンゼルバンク(2007年):「転職」がテーマ
  • インベスターZ(2013年-):「投資」がテーマ

それぞれのステップにおいて重要な指南書にもなるので、マンガだからといって敬遠せず読んでみるのをオススメします。

『銀のアンカー』は、アメリカで活躍した元カリスマヘッドハンター・白川と大学3年の田中雄一郎と北沢千夏を中心に物語が進みます。

ヘッドハンターとは

人材の引き抜き(スカウト)をする職業紹介者。

白川は、典型的な大学生の思考を「ブランド志向」「ランキング依存症」と切り捨てます。

ただ同時に、学生がこれまで「就活」について知らないのは当然だとし、「銀のアンカー」を降ろせるように就活指南をはじめます。

「銀のアンカー」について、本書の言葉を借りて解説します。

  • 学生になるまで明確な目標がない
  • 将来の職業が見つからなかった人
  • 自分が何をしたいのかわからない人

こういった人が社会人になるとき、努力をして納得した職業に就くことができた人が下ろした錨(アンカー/anchor)を「銀のアンカー」といいます。

ここから想像できるように、「金のアンカー」とは、小さい頃から明確な目標を持って、そこに向かって努力をして、成し遂げた人が下ろした錨を指します。

さすがに「金のアンカー」は難しいし、小さい頃からはじめていないといけないため、せめて「銀のアンカー」になれるようにしましょう、というのが白川の就職指南の方針です。

そこで必要なのはー、

就活はまず

”動くこと”

”アクションを起こすこと”

点火して走るまでの素早い判断力やスピード感が求められるといいます。

就活をはじめようと思ったら、まず行動しましょう!