既卒・フリーターのための面接対策「空白期間」(例文あり)

既卒の採用面接でよく聞かれる質問のひとつが「空白期間は何をやっていましたか?」です。

空白期間とは就業していない(職歴のない)期間のことを指します。

あなたにとっては「できれば聞かれたくないこと」でも、面接官としては職歴のない空白の期間は「何をやっていたのか」気になるところですよね。

そこで、ここでは既卒やフリーターのための面接対策として「空白期間」について解説します。

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既卒面接でよく聞かれる「既卒になった理由」と「空白期間」

既卒面接でほぼ必ず聞かれる質問は以下の2つです。

  • なぜ既卒になったのですか?(既卒になった理由)
  • 空白期間は何をやっていましたか(空白期間の説明)

これらは2つの質問はあなたのネガティブな面を問うため、できれば答えなくない気持ちは分かりますが、この質問に上手に回答できなければ内定は一気に遠のいてしまいます。

反対に言えば、これらの質問に備えるだけで内定まで一気に近づくことが可能です。

面接官はあなたのことが憎くて質問をするわけではありません。

企業は人を雇うと時間(お金)を使って社員に投資(教育)します。そのため、企業はその人(あなた)に投資すべきかしないべきか、それを判断するために「面接」をしているのです。

そのため、あなたは「面接官が安心できる答え」を返せるように努める必要があります。

既卒・フリーターのための面接対策「既卒になった理由」(例文あり)

空白期間(就業していない期間)は不利になる?

基本的に空白期間が短いほど有利になる

空白期間(就業していない期間)は、短けければ短いほど就職活動に有利になります。

たとえば、空白期間以外の条件が同じ2人がいたとします。Aさんは空白期間が2年、Bさんは空白期間が1年。この場合、空白期間が短いBさんの方が就職しやすくなります。

就職活動は「空白期間」以外の要素も関係する

しかし、就職活動は「空白期間」だけでなく、それ以外の要素が複合的に関係します。

たとえば、「25歳で空白期間が2年」の人と「27歳で空白期間が1年」の人の場合、前者の方が有利になる傾向があります。それは「年齢」です。

両者は空白期間に1年の差がありますが、前者の方が若いため「将来的な伸びしろがある」と期待されます。このように就職活動は空白期間以外の要素も関係することを覚えておきましょう。

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空白期間があってもダメなわけではない

まず、「空白期間があると面接に落ちる」わけではありません。

もし、空白期間がある人がすべて面接に落ちてしまうと、新卒以外の人(既卒・フリーター・ニートなど)はすべて正社員になれないことになってしまいます。

しかし、実際はそうではありません。既卒になっても多くの人が正社員として就職できています。

「既卒になった理由」や「空白期間」について上手に説明ができれば挽回は可能なのです。

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空白期間を説明するための3つのステップ

既卒面接の「空白期間」の質問に上手に回答するために3つのステップを意識しましょう。

  1. 空白期間を肯定的に説明する(空白期間の説明)
  2. なぜ就職活動をはじめたのか(働く意欲)
  3. 現在どのような努力をしているか(成長意欲)

このように筋道を立てて論理的に説明ができるようになると説得力が倍増します。

空白期間を肯定的に説明する

まず、空白期間を肯定的に説明するところからはじめましょう。

空白期間を肯定的に説明するためには以下のポイントを意識します。

  1. どのような目的意識を持って臨んでいたか(目的意識)
  2. 目的を達成するためにどのような工夫や努力をしていたか(工夫・努力)
  3. どのような学びを得ることができたか(結果)

この小さな3つの流れを説明することで、大きな流れの次のステップ「なぜ就職活動をはじめたのか」にきれいにつなげられるようになります。

それでは、空白期間を肯定的に説明する方法を種類ごとに解説します。

アルバイトをしていた

フリーターの方でもっとも多いのが「アルバイトをしていた」ではないでしょうか。既卒の方も「就職するまでの期間とりあえずアルバイトをしていた」人は多いと思います。

学生時代からアルバイトを続けていた人は、なぜ正社員として就職せずアルバイトを続けていたのかを説明できるようにしましょう。

「就職活動したけど内定がもらえなかった」「就職活動をしなかった」人は「既卒になった理由」を答えられるようにしましょう。

資格&勉強をしていた

「資格の勉強をしていた」人は、仕事に関連する資格の場合は特に問題はありません。

しかし、仕事とは関係のない資格の場合は「なぜその資格を生かした仕事をしないのか?」「なぜ今の仕事を選んだのか」について、きちんと説明できるようにしましょう。

また、公務員試験など「別の勉強をしていた」人は「なぜその試験を受けていたか?」を説明する必要があります。

特に公務員試験の場合、「安定」だけを求めていることを面接官に伝えると「成長意欲がない人材」という判断をされてしまう可能性が高いので注意が必要です。

「どんな仕事がしたかったため公務員を目指していた」を伝え、それがどのように変わったかを空白期間の説明で返答できるようにしましょう。

空白期間の回答例

大学を卒業してから12月まで公認会計士になるための試験勉強をしていました。

しかし、毎日10時間以上勉強にもかかわらず、合格には至りませんでした。

現在は学んできたことにこだわらず、就職活動に臨んでいます。視野を広げて、社会人としての遅れを取り戻せるように働きたいです。

家庭の事情があった

20代を過ぎると、人によっては親の介護が必要になるなど家庭の事情が出てくる人もいます。家庭の事情は正直に伝えて問題ありません。

しかし、「今後は問題がない」ことは伝える必要があります。なぜなら、企業にとって採用してすぐ辞められてしまっては大きな損失になってしまうからです。

面接官(企業)の立場 になって「自分を採用しても大丈夫」であること伝えましょう。

夢を追いかけていた

フリーターの方に多い理由が、ミュージシャンや役者など「夢を追いかけていた」パターンです。

夢を追いかけていた場合、「また夢を追うために仕事を辞めてしまう」リスクが企業にあるため、「趣味としてやっていきたい」などの理由が必要になります。

何をやっていなかった

いわゆるニートの場合、「特に理由はないけど何もやっていなかった」という方もいるかもしれません。これは就職活動においてプラスになることはありません。

しかし、だからといってウソを付いてしまうと良くないため、今まで空白期間を作ってしまったことへの反省と、これから改善&成長する意欲を伝えられるようにしましょう。

「なぜ就職活動をはじめたのか」働く意欲を伝える

空白期間が1年以上など長い場合、面接官は「この人は働く意欲が低いのでは?」という疑問をいだきます。これを解決するために、「なぜ働きたいと思ったのか」を伝えましょう。

たとえば、アルバイトやインターンシップ(実習)を通して、このような気づきを得て、就職活動をしたいと思うようになった(「こんな仕事に就きたい」と思った)などがあげられます。

このとき、エピソードなどの体験談を交えて話すと面接官への説得力も高まるでしょう。

「現在どのような努力をしているか」成長意欲を伝える

ただし、「働きたい」という気持ちだけは誰でも持つことができます。

そのために「実際どんな行動(努力)をしているか?」が大切です。もしあなたの発言が言葉だけの薄っぺらいものなら、発言に対する説得力は低いまま終わってしまうでしょう。

よくある「意識高い系」と呼ばれる人たちと同じように「発言」だけが立派でも、内容がともなっていなければ何も変わらないのと同じです。

反対に、発言に「行動力」が伴っていれば、あなたの発言に対する説得力は一気に高くなります。

既卒やフリーターの年数が3年目、4年目と長くなると、それなりに年齢も上がってくるため、前述したように、企業にとって「伸びしろが少ない人材」と判断されてしまいがちです。

勉強していることで成長意欲を伝えよう

そこで、仕事への意欲を示しましょう。

たとえば、「勉強」をしていることで説得力をアップする方法がおすすめです。

これからすぐに「資格」を取得することは大変ですが、勉強なら誰でもはじめられます。仕事への成長意欲を示すことで、面接官に「伸びしろがありそうだ」と感じてもらえるようになります。

就職エージェントを利用するのもおすすめ

ここまで回答方法について解説してきましたが、実際「空白期間」の事情は人それぞれ異なります。また、面接官によって判断基準が異なるのも仕方ありません。

自分の空白期間をどのように説明すればよいか分からないときは、UZUZやハタラクティブなど既卒フリーターに特化した就職エージェントを利用するのもオススメです。

就職エージェントを利用すれば、ひとりひとりに合わせた履歴書や職務経歴書の添削や面接対策を一緒に考えてくれます。無料で使えるので積極的に活用してみましょう。

 

空白期間の質問には自信を持って答えよう

空白期間がある場合、厳しいことを聞かれやすい

空白期間がある場合、採用面接時にそこを突いた質問をされます。

既卒やフリーター、ニートなど空白期間が長い人は「既卒になった理由」や「空白期間」の質問に後ろめたく思ってしまい、つい暗くなってしまう人も多いと思います。

しかし、ここで暗くなってしまったり意識消沈してしまっては面接官の思う壺です。せっかく採用面接まで近づいた内定は遠ざかってしまうでしょう。

ハッキリ話すことで、印象は格段に良くなる

そこで、ネガティブ質問をされたときこそハッキリ回答するようにしましょう。

どんな質問でも相手が暗く小さい声で答えたら「自信ないのかな?」と思ってしまうものです。

反対に明るく大きな声で受け答えをしていたら「自信がある人だ」と思われます。

ネガティブ質問だからと暗くならず、自信を持って面接に臨むようにしましょう。