既卒が就職活動をするときに気をつけたきたい「求人数がガクッと落ち込む年齢」

「既卒になったらみんな同じ」と安心していませんか?

実は同じ既卒でも「新卒扱いされる既卒」もあれば「されない既卒」もあるんです。

それだけではなく「ガクッと求人数が落ち込む年齢」があることも分かっています。

それは25歳、27歳、30歳の3つです。

ここでは既卒やフリーターが就職活動するときに気をつけたい「年齢」について解説します。

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そもそも「既卒」とはどのような人?

そもそも「既卒」とはどのような人を指すのでしょうか。

既卒は、卒業後、一度も就職していない人をさします。ここには「就職活動をしたけど内定をもらえなかった人」や「就職活動をしなかった人(フリーターやニート)」もふくまれます。

似た言葉に「第二新卒」がありますが、こちらは就職後数年以内に短期離職した人を指します。

毎年約12万人以上が既卒になっている

それではどのくらいに人数が既卒になっているのでしょうか。

文部科学省の学校基本調査によると、毎年約12万人以上が既卒になっていることが分かります。

この数字を見ると「既卒は自分だけではない」という安心もできるでしょう。

しかし、これは同時に「毎年ライバルが12万人生まれている」ことも意味するのです。

参考:学校基本調査:文部科学省

既卒になったら人生終了?絶対できるゼロからの就職活動

既卒でも「新卒扱い」してもらえる年齢

企業採用では、厚生労働省が「卒業3年以内の既卒者を新卒扱いとする」という通達を出したことで、既卒でも卒業3年以内なら新卒枠で選考を受けられます。

大学を22歳で卒業したと考えると、大体25歳くらいが目処になります。このくらいが既卒でも新卒扱いしてもらえる年齢と言えるでしょう。

しかし、実際は「未経験」だとほとんどの企業が「新卒を優先する」のが現実です。

日本は「新卒一括採用システム」が根強いため、「既卒可」であっても「既卒歓迎」ではないというのが正直なところなのです。この傾向は大企業になるほど顕著になります。

フリーター期間が長いと正社員になれる人が減少する

フリーター期間別にみた正社員になれた者の割合(20~29歳)

さらに、厚生労働省の「フリーター期間別にみた正社員になれた者の割合」によると、フリーター期間が長いと正社員になれる人の割合が減少しているのが分かります。

特に2年以上フリーターを続けていると、正社員になれる人の割合は15%以上と大きく減少しています。既卒でフリーター生活が長引いている人は注意する必要があるでしょう。

参考(画像引用):若年者雇用を取り巻く現状

求人数がガクッと落ち込む3つの年齢

それでは、求人数がガクッと落ち込む年齢を3つ紹介します。

それは25歳、27歳、30歳です。

岡本啓毅さん(株式会社UZUZ代表取締役社長)の著作『既卒、フリーター、第二新卒の就活はじめの一歩』にはこのように書かれています。

既卒、フリーター、第二新卒に特化している人材紹介会社UZUZの求人を見ると、年齢が上がれば上がるほど受けられる求人数は減っていきます。

そして、そのなかでも求人数の落ち込みが大きいのが25歳、27歳、30歳なのです。

著書の中には、職種を変えるためのテストの結果、27歳以上の人は26歳以下の人に比べて点数が著しく低かったという研究結果についても言及があります。

未経験であれば年齢を気にする必要がある

これはあくまで未経験の場合の話です。

たとえば営業職で働いている26歳の人の場合、営業職の転職は今までの経験が生かせるため、27歳になってもそこまで心配する必要はありません。

ただし、営業職以外の未経験の職種に就きたい(挑戦したい)場合は、誕生日も含めて27歳になる前に転職することを考えるのがよいでしょう。

もし、誕生日が近づいている場合はリスクとリターンを考慮した選択が求められます。

本気で就活をすれば年齢のハードルも乗り越えられる

既卒やフリーターでは年齢によって大きく求人数が落ちることが分かりました。

これを知ると心配になってしまった方もいるかもしれません。

しかし、本気で就職活動に臨めば年齢のハードルは乗り越えられるはずです。そのため自分の年齢や誕生日を過剰に心配する必要はないでしょう。

もし、あなたが既卒やフリーターとしてある程度年齢を重ねてしまい、それを劣等感として感じてしまっているなら、就職エージェントを利用して就職活動に臨むのもオススメです。

就職エージェントに登録すれば、それぞれの適正にあったキャリア形成、履歴書の添削、面接練習などを無料で受けることができます。

就職エージェントは「自分に自信がない…」と感じる方の強力なパートナーになるはずです。