【UZUZ】「ニート(無職の方)向け就職活動セミナー」を見学してきたレポート完全版

ニート(無職の方)向け就職活動セミナー

2月10日(ニートの日)に株式会社UZUZ(以下、UZUZ)が「ニート(無職の方)向け就職活動セミナー」を開催したので、UZUZの初台オフィスに見学に行ってきました。

ここでは「ニート(無職の方)向け就職活動セミナー」の内容を完全レポートします。

UZUZの初台オフィスに行く

ニート(無職の方)向け就職活動セミナー

「ニート(無職の方)向け就職活動セミナー」が開催されたのは、UZUZの初台オフィスです。

京王新線の初台駅から徒歩5分くらいの場所にありますが、今回はJR新宿駅からタクシーで行きました(5分もあれば着きます/700円くらいです)。

 

ニート(無職の方)向け就職活動セミナー

ビルの階段を上って…

 

ニート(無職の方)向け就職活動セミナー

3階にUZUZ初台オフィスの入り口があります。普段はUZUZカレッジの研修が行われています。

この日にセミナーに参加されていたのは10名くらいでした。現在働いている方もいらっしゃいましたが、ニートということもあり、写真撮影は控えています。

ウズウズカレッジ(ウズカレ)の登録後の流れ、面談する場所、料金などこれさえ読めば大丈夫!【徹底解説】

本日のアウトライン

本日のアウトライン

川原敬史氏(以下、川原):今日のアウトラインです。「どうやってニートを抜け出しか」「今の就職市場の現状」「就職活動の始め方」「基本4職種とその特徴」「UZUZのサポート内容」、あと就職活動相談会(キャリアカウンセリング)を希望の方だけ行って終了になります。

──「ニート(無職の方)向け就職活動セミナー」の概要をPR TIMESより引用します。

本セミナーは、20代若手ニートの就職活動の課題を解決するために、元ニートのUZUZ社員(川原 敬史)と元ニートから社会復帰した現プログラマーが、UZUZで培ったキャリアカウンセリングの手法を用い、20代若手ニートの就職活動成功を実現するセミナーです。

具体的には、「どうやってニートを抜け出したのか」「若手就職市場の現状」「ニートのための就職活動の始め方」をコンテンツとし、脱ニートから就業まで一気通貫して支援を行います。これにより、ニートが普段向き合わない現実と向き合い、社会復帰へ一歩を踏み出すきっかけを与えます。

UZUZ・川原敬史さんのプロフィール

プロフィール

2012年3月:関西大学経済学部経済学科卒業
2012年4月:某ブラックベンチャー企業 入社
2012年5月:某ブラックベンチャー企業 退社
2012年7月:家賃が払えなくなり大阪の実家に帰る
2012年10月:公園で知り合ったおじさんの家でニート
2013年:暗黒期間
2014年3月:UZUZに登録
2014年4月:某大手人材会社 入社
2014年10月:表彰される
2015年4月:某大手人材会社 退社
2015年5月:株式会社UZUZ 入社
現在に至る

川原:某ブラック企業を1ヶ月で辞めたあと、大阪の実家に帰ります。

帰ったあと何をやればいいか分からないので、家で天井見て、就活のやり方も分からないし、自分のやりたいことも分からなくて、本当にダラダラ過ごしていました。

2013年は本当に暗黒期間で、アルバイトをしてお金を貯めたりとか、大阪の難波のカプセルホテルでアルバイトして、夜は西成(大阪市西成区:大阪でもっとも治安が悪い場所と言われる)で「ア◯ルトグッズを作るアルバイト」をしたりしていました。

手渡しでもらったお給料を持って難波にひとりで飲みに行ったり…。クソのクソみたいな生活をしていました。

「本当にこんなことやってる場合じゃないな」と思って、「就活をはじめよう」と思っても何をやればいいか分からないじゃないですか。

当時、たまたまUZUZに登録していて、(当時、UZUZのサポートは東京にしか対応していないため)面談のために東京に行って、代表の今村に面談してもらいました。

そして、言われるとおりに就職活動をして、7日間くらいで内定をもらって某人材会社に入社しました。

──この後、人材会社を退職して、UZUZに転職するという流れになります。

セミナーでは社名等はすべて出していましたが、オフレコ(だと思う)のため、ここでは社名は伏せさせていただきます。他、オフレコっぽいエピソードも割愛します。

ニートを抜け出した方法

抜け出す方法

川原:私がニートを抜け出した方法です。アルバイトをしていたら、毎日アルバイトに追われて、家にもお金を入れないといけないし、大変だと思うんですけど、意識していたのはこの3点です。

時間の使い方を変える

川原:アルバイトをしていたら毎日ルーティンで同じことで、帰ったら疲れてメシ食って寝るみたいになっちゃうと思うんですけど。じゃあ思い切ってアルバイトを辞めてみるとか。

なにか1分でも5分でもいいから腹筋してみるとか、なんでもいいから小さいチャレンジを繰り返して時間の使い方を変えることが大事だと思います。

住む場所を変える

川原:これむちゃくちゃ大事だと思うんですけど、僕上京したとき2万円しか持っていなくて、友達の家に居候していました(←のちに追い出されたそうです)。

次に、池袋にある4人部屋のシェアハウスが家賃3万5000円で住めるんですけど、そこでスリランカ人と一緒に住んだりとか。

もうお金なかったんで、生きるために頑張って住む場所を変える。けっこう頑張ったらどうにか生きていけると思います。

住む場所を変えると付き合う人も変わるし、時間の使い方も変わるので、思い切って上京したのは大きかったです。おかげでUZUZと出会えて人材会社に入れたのは大きかったです。

付き合う人を変える

川原:大阪で暗黒期を過ごしているときって、周りがパチンコやっている人ばっかりとか、付き合う人が意識が低かったりとか、あまり良くない人たちと過ごすことが多かったです。

東京に来て付き合う人を変えて、みんな頑張っているところに入っていけば、自分に入ってくる情報も変わるので、付き合う人を変えるのは大事だと思います。

──この3つを変えるのは、経営コンサルタントの大前研一さんの言葉「人間が変わるための3つの方法」が有名です。以下、引用します。

人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目はつきあう人を変える。 この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。

現プログラマーさんのプロフィール

プロフィール

──セミナーでは名前を出していましたが、UZUZ社員さんではないため(支障があるといけないので)、ここでは顔と名前はボカシを入れています。

2013年3月:東京大学理学部数学科 卒業
2013年4月:東京大学大学院数理科学研究科入学
2014年9月:すべてを投げ出して引きこもる
2015年4月:休学する
2016年2月:退学する→完全なニートになる
2016年4月:UZUZ登録
2016年6月:某システム開発会社 入社
2017年4月:某大手人材会社 入社
現在に至る

プログラマ:生まれてから24, 25年くらいずっと数学をやっているんですけど、数学の中でも「社会の役に立つのか?」と言われるとそうでもないような分野を専攻していました。

「研究者になろう」と思ってやっていたんですが、研究が進まなくて、何もかもイヤになって、2014年の9月頃に引きこもりをはじめました。

そこから1年半くらいずっと家の中に引きこもっていて、もう母親くらいしか会う人いないみたいな状態で、寝たり、ネットサーフィンしたりやっていました。

2016年2月、「もう無理だな」と思って退学して、ようやく完全なニートになりました。

それから何もできなくなって、数学もやっていたんですけど「役に立たないな」と思って、「何か社会に出て活躍する道具をつくろう」と思って、プログラミングをカチャカチャとはじめました。

「プログラミングを仕事に生かしたいな」と思って、自信もついたので、UZUZさんに登録して、最初に川原さん(本セミナーの司会)に会って面談しました。

そのときは、表情とかが死んでいて、全然笑顔がつくれない状態だったんですけど、UZUZカレッジというところに通って、一緒にカレッジ生たちと笑顔を意識して喋ったりして、勉強もちょっとして、就活を1ヶ月くらいしました。

1ヶ月くらいで1社内定が出て、某システム開発会社に入社しました。今もそこでプログラミングをやっています。

ニートを抜け出す方法

抜け出す方法

なにか一つはじめてみる

プログラマ:僕の場合、コミュ力もそんなないし、資格も全然ない状態だったので、得意なもの、武器、自信を付けられるものをなにか一つはじめてることです。

新しい環境に飛び込む

プログラマ:自信を付けてから、新しい環境に飛び込むといのが良いかなと思います。

ここでいきなり「何かやる」となると勇気がいるので。

新しい環境で新しい人に会うのは大変だと思うので、何か自信をつけてからが良いと思います。

勇気がある人は、全然新しい環境に飛び込んで良いと思います。

「UZUZに登録する」というのが、僕にとって新しい環境に飛び込むことでした。

飛び込んだきっかけは、(当時のことはあまり記憶がないんですけど)「プログラムができたから」というのがあります。自分の中で踏ん切りがついたというのが大きかったです。

川原:僕は大阪から東京に行くのに1回失敗しているので怖かったんですけど、僕の場合は周りに言いまくっていました。アルバイトの人にも「来月、東京に行きます」みたいに。言いまくっていたら行かざるを得ない状況になるので。

周りに行っちゃうと、周りがそういう目で見てくれるじゃないですか。じゃあ人って「期待に答えよう」という力学が働くので、ならざるを得なくなります。

ウズキャリ公式サイト

転職市場はどうなっているか

転職市場はどうなっているか
◆有効求人倍率
2016年:1.39倍
2017年8月:1.52倍 正社員:1.01倍
2018卒:1.78倍(前年比:0.04ポイント上昇)
※若手人材は市場では人気の傾向

◆転職市場の人口
年間転職者:280万人〜350万人
転職希望者(潜在):600万人〜700万人
※25歳〜34歳が一番のボリューム層

川原:今、すごく好景気で人手不足で、企業さん人が足りていません。

昔、僕が新卒の頃は1.00倍を切るくらいでした。

有効求人倍率が1.00倍を切るというのはどういう状態かというと、1人に対して1社募集しているという状態です。今、首都圏では2倍を超えています(1人に対して2社求人がある)。

今、みなさんの門戸が開かれているので、頑張ったら就職できると思います。

今は新卒を採れない企業が増えていて、「既卒でも第二新卒でもあまり関係ないよ」「若手だったら育てるよ」という企業が増えてきています。

卒業後3年以内の、既卒者採用市場

卒業後3年以内の既卒者採用市場

※画像をクリックすると拡大します。

【2015年度】

  • 既卒者に内定を出した:14.2%
  • 既卒者を受け付けているが、内定を出していない:51.8%
  • 既卒者は受け付けていない:34.0%

川原:ただ、卒業してから新卒枠(今だと2019年4月入社)で就職活動すると採用されない。

2012年の採用からは「卒業後3年以内の既卒者は新卒扱いとする」通達を政府が出したのですが、実際に内定が出ているのは、14%くらいしかありません(現在も変わっていません)。

既卒者が不利になるのは、新卒を採用するときに、「1つ(年齢が)上の人がいると仲良くなれないんじゃないか」と心配をしたり、新卒の教育担当は前年度の新卒がやるので、「同い年の人を教育するのはやりづらい」という理由があります。

新卒枠に既卒者がいるとほぼ採用されません。選考を受けてもいいですが、そこまで企業にこだわりがなければ、既卒者の市場で動いた方が内定がとれます。

新卒の枠ってすごくキラキラした企業が多いじゃないですか。ああいう企業は採用は多いですが、実際内定はほとんど出ないので、労力の無駄です。

なおかつ、新卒枠で動くと来年の3月まで結果が分かりません。そのとき、もう1歳年齢が上がっています。今、みなさんの市場価値でいちばん大事なのは「若さ」です。

なので、1年間棒に振るんだったら、今働いて職歴を積んだ方が圧倒的に市場価値が高くなります。

就活の失敗パターン

就活の失敗パターン

好きなこと、知っている会社で選んでしまう

  • 自分が何をしたいのかが面接等で伝えることが出来ずに通過しない
  • 業界の特徴などを理解出来ておらず、ミスマッチに繋がる

将来に繋がるキャリア形成を考えられていない

  • 現在のことしか考えられず、10年後・20年後を見据えていない
  • 自分の適性(向き・不向き)を理解出来ていない

自身の市場価値を理解出来ていない

  • 現在の自身の立ち位置や状況を理解出来ていない
  • 理想のキャリアに向かって何をすべきが理解出来ていない

好きなこと、知っている会社で選んでしまう

川原:この仕事をしていると何人も「短期で仕事を辞めちゃった」という人を見ているんですけど(僕も短期で辞めているんですけど/苦笑)。

僕の場合は、「ノリで選んだ」といういちばんクズみたいな理由です(笑)。

好きなこととか、知っている会社というのだけで選んでしまうと、ミスマッチが多くなります。

たとえば、この前会った人だと、「食品会社の研究職をやりたい」と言っていたんですが、配属されたのが、工場でコーヒー牛乳に砂糖を入れる仕事です。(砂糖が)すごく重くて、腰骨が曲がって辞めるというのがありました。

このように「名前だけ知っている」「待遇が良さそう」「大手だから」という理由で受けるとミスマッチが起きるので、「働き方が合っている」という理由で決めるのが良いと思います。

将来に繋がるキャリア形成を考えられていない

川原:「すごく服好きだからアパレル業界に入りました」。アパレル業界で最初に配属されるのは大体販売員じゃないですか。服を売っていて、好きな仕事だけど、なかなか給料が上がらないんです。

大学生でもアルバイトとかいるじゃないですか。スキルがそんなに高くない人でも働けるというように見られがちなので、給料が上がりません。

それで、25歳、26歳、27歳になると結婚式ラッシュが来るじゃないですか。友だちとかに会うとだいぶ年収に差がついていて、「販売員大丈夫なのかな…」と思って転職しようと思っても、販売員の市場価値はあまり高くないから二度と就職できなくてとか。

そういうのもあるので、将来のキャリアとか市場のことを考えて選ぶことが大切です。

自身の市場価値を理解出来ていない

川原:既卒になっているのに「グーグル入りたい」といっても無理です。

ただ、グーグル入るんだったら、3年間くらい無形商材の広告とかを売って結果出して、そのあとにあのすごく難しい試験を受けて受かる腕前があれば受かります。

今は職歴ないから無理です。

将来の「やりたい」があるなら、ステップアップの転職がありの時代なので、今の自分の市場価値を理解して、自分に適切なところに行って、そこで力を付ければ達成できます。

基本4職種とは

基本4職種とは
既卒・第二新卒が選ぶ基本4職種

1営業職
Ex) 有形・無形商材の営業、新規・ルート営業、BtoB・ BtoCの営業

2バックオフィス職
Ex) 総務、経理、労務、財務、事務、庶務、営業事務、一般事務

3技術職
Ex) 機械、電気、電子、アプリ、ITエンジニア、設計、施工、美容師

4サービス職
Ex) 販売、接客、清掃、警備員、運転手、ピッキング、ライン工

川原:新卒の頃って、総合職で4月に入社して、その後適正によって営業などに配属されると思うんですけど、既卒・第二新卒では総合職の募集はありません。

「営業職」や「事務職(バックオフィス職)」のように職種で募集がきます。

大きく営業職、バックオフィス職、技術職、サービス職の4つに分類されます。

営業職

営業職

メリット

  • 求人数が多く間口が広い
  • 成果が給料に反映されやすい
  • 様々なスキルが身につきやすい
  • 売上など自分の成果が見えやすい
  • 成果を上げて評価されれば様々な職種に挑戦しやすい

デメリット

  • ノルマがある
  • 給料は成果給のため残業代などはないケースが多い
  • ノルマを達成していなかったり先方都合などで休日出勤などある
  • テレアポや飛び込みなどがあるケースがほとんど
  • ノルマがいかないと叱咤を受けることがある

川原:営業職の求人倍率は大体2倍くらい、バックオフィスは0.3倍くらい、技術職は5倍くらい、その他6倍くらいです。

このデータは、ハローワーク(厚生労働省)が出している数字なので、どこの人材紹介会社を使っても同じになります。

営業職
◆営業職の職種とは

・対象顧客が違う
①法人営業(BtoB)
②個人営業(BtoC)

・扱う商材が違う
①有形商材(OA機器・住宅・自動車など)
②無形商材(IT・人材・広告など)

・営業方法が違う
①新規営業(TELアポ、飛び込み)
②ルート営業(既存顧客)

川原:たとえば、「接客の仕事を25歳くらいまでやっていました」「けど、もうちょっと給料を上げたいな」という場合、なかなか法人営業に行くのは難しくなります。

無形商材は、IT業界、金融業界、広告業界、人材業界などがあります。IT業界の法人営業だけでいっても、SES(エンジニアを企業とつなぐ)もあれば、ITのシステムを導入する営業もあります。

営業の手法も、新規の営業もあれば、既存の営業もあれば、インサイドセールス(電話やメールを使った営業)もあるので、自分の働き方に合ったものを選ぶのが必要です。

「25歳以上だけど、法人営業をやりたい」という人はどのようにステップアップすれば良いかというと、BtoCで結果を出すとBtoBに行けます。

実績がないなら何かで実績を積んでステップアップしていくのが良いと思います。

(中略)

営業の辛いところは、ノルマが100%あるところです。理由はバックオフィスなど直接利益を出さない部署の給料も稼がないといけないからです。

バックオフィスの求人倍率は0.3倍しかないため、競争倍率が高くなります。

「専門職」と言われる経理、法務、労務はほぼ経験者しか雇いません。ベンチャー企業で「簿記2級持っている人で経理」という募集もあるんですが、ほんとたまにです。

バックオフィスの一般事務に限っては、(求人倍率が)0.2倍しかありません。なぜかというと、IT化が進んでいるからです。あとは派遣で採用できるので正社員を採る必要がありません。

「なんで事務職に就きたいんですか?」と聞くと、「安定して働きたいから」「コツコツやるのが好きだから」「ちゃんと休みがほしいから」という人が多いです。

そういう人は違う職種でも達成できるので、無理して競争倍率が高いところに行くんじゃなくて、違う道を見るのも良いと思います。

技術職

技術職

メリット

  • 手に職がつく
  • ある程度の技術があれば同職種での転職はしやすい
  • 一つずつ階段を上るように成長ができる
  • 残業代が支払われるケースが多い
  • ノルマのようなものはない

デメリット

  • 勉強をし続けていかなくてはいけない
  • 残業が80時間を超える職種もある
  • 未経験では入れない職種がほとんど
  • 自分の上げた成果がみえづらい
  • 土日休みなどではない職種が多い

川原:技術職には、「工学部系(機械・電気・電子)」と「IT系」の2種類があります。

機械系の求人倍率は6倍くらいあります。なぜかというと、日本はトヨタや日産などがあることから分かるように製造業が強いからです。

工学部系は設計、評価、製造に分かれます。設計はトヨタで言うとプリウスの設計書を書く人、評価は衝突させて耐久度を計る人、これは理系出身者しかほとんどなれません。

製造は文系の人でもなれます。

技術職

【開発エンジニア】

  • アプリ、システムの開発。
  • 求められる技術:プログラミング技術
  • 理系が有利。(論理的思考や数字に強い必要がある)
  • 参入障壁が低く、競争が激しい。
  • 個人業務がメイン
  • 納期期間が短く、残業が多いところがある。(土日休み)

【インフラエンジニア】

  • サーバー、ネットワークの運用・構築・設計
  • 求められる技術:サーバー、ネットワーク技術
  • 文系が活躍できる。(コミュニケーション能力が重要のため)
  • 参入障壁が高く、競争優位性は高い。
  • チーム業務がメイン
  • 納期期間が長く、残業が比較的少ない。(シフト休み)

川原:ITも「開発エンジニア」と「インフラエンジニア」の2種類に分かれます。

アプリケーションとかシステムとかを作るのが、プログラミング言語を書く人。インフラエンジニアはサーバーやネットワークを運用したりします。

開発エンジニアは黒い画面(編注:コマンドプロンプトやターミナルなど)でカチャカチャやる方なんですけど、インフラエンジニアは文系・未経験でOKです。

開発エンジニアは納期があるので残業があります。インフラエンジニアは残業がほぼなくて、その代わりシフト制の場合が多いです。

なぜ、こんなに求人倍率が高いかというと、IT人材が不足しているからです。

IT人材不足が深刻化、2030年には78.9万人不足に

IT人材不足が深刻化

※画像をクリックすると拡大します。

(編注:ここでUZUZの専務である川畑翔太郎さんが説明します)

川畑翔太郎氏(以下、川畑):かんたんに説明すると、ITの求人倍率は5倍くらいになっています。

ただ、今まで「ITのエンジニアになれる人」ってどういう人かというと、「専門学校か大学で勉強した人」がパッと思い浮かぶじゃないですか。

でも、もうそんな人数じゃ足りないくらいニーズが上がっています。たとえば身の回りのものがどんどんインターネットにつながったり、いろいろなモノがITで制御されて、どんどん便利になるじゃないですか。

その便利にする側のプログラムを組んだり、通信インフラを設計構築したりする人がすごく必要になっています。ただ、社会に供給する側の学校が…。ちょっと思い浮かべてほしいんですけど、情報工学科だけ他の学科の3倍とか4倍とか5倍とか人いました? そういないんです。

大学が就職をできない学科で入学生をどんどん入れちゃうから、「就職できないスキル」しか身に付かなくて、4年間終わって就職活動に苦労するんです。

また、「僕はこの勉強をしてきたから、この学問を生かさないといけない」という人。

そもそも「就職に活用できない学問」を勉強しているにもかかわらず、それにこだわって就職しようとしてしまうので、社会のニーズに合わなくなってしまって、苦戦して、そのままアルバイトとかニートになってしまう。

なので、IT分野がいちばんニーズが高まっています。ITの仕事が事務職の仕事を奪っていく。仕事を奪う側なのに、社会に供給される人はいまだに少ない。

だからこそ、会社は考えるんですよ。「大学で勉強した人以外にも自分たちが育ててITのエンジニアにしないと全然足りない」と。

だから今は、(企業が)文系の方を採用して、初期教育で2〜3ヶ月くらいしっかり研修をやってからITエンジニアに生まれ変わらせて就業してもらうことをやっています。

川原:ちなみに、よく言われる「ウズウズIT推しすぎじゃね」というもの(笑)。「ブラック企業にブチ込もうとしてるんじゃね」とよく言われるんですけど、そうではなく需要です。

もし、1960年代にみなさんに会っていたら、全員製造業に推していると思います。

事務職に意地悪をしているわけではなくて、時代の流れなんです。

川畑:5人に1人しか受からないところに僕らが推してどうするのかです。僕らは既卒と第二新卒に特化しているので、新卒ですら(事務職は)0.2倍なんですよ。

既卒、第二新卒の人たちに「キミたちも事務職を目指そうよ」というのは、地獄に落とそうとしているようなもの。「絶対苦労するじゃん」ってなります(笑)。

なので、ニーズが高いところに勧めるのは、僕らにとっては普通です。

川原:勧めるわけじゃなくて…これ以上言うと怪しくなっちゃう(笑)。

現場系の職種

現場系の職種

メリット

  • 採用間口が広い
  • 採用ハードルが低いケースが多い
  • 営業より残業代が支払われるケースは多い
  • 直接顧客と関わることも多く感謝されることが多い

デメリット

  • シフト制の働きがほとんど(土日の出勤が多い)
  • 夜遅かったりと不規則な生活になる可能性が高い
  • 給料が上がりづらい
  • 体力が求められる仕事が多い
  • キャリアアップが難しいことが多い

川原:現場系の仕事には、警備員、清掃員とかあります。

僕、昨日も面談した人が女の子で警備員だったんですけど、「給料が全然上がらない」「クレームが来る」、それで2年働いて辞めると言っていました。

ウチ、「ウズウズした若者を世の中に輩出したい」みたいに言っているのに、ブラック企業にブチ込んで、辞めてじゃ意味ないじゃないですか。なので、基本的に紹介していません。

UZUZのサービス紹介①

UZUZのサービス紹介

マンツーマンの転職サポート

  • 就職活動の現状や課題のヒアリング
  • 求人紹介(仕事選びの条件に満たした)
  • 面接対策(求人ごとに1.5時間のトレーニング)
  • 内定から入社までのフォロー

※就職活動を完全無料サポート

川原:マンツーマンの転職サポートをします。求人紹介も実際に訪問してブラック企業じゃないかを確認しています。また、「なんで募集をはじめるのか?」といった背景も聞いています。

「こういった背景で募集している」のが分かると、面接対策のときに「そういう思考だと合っていないと思いますよ」みたいなお話をして、「こういう風に変えましょう」とします。

内定まで出たら入社までフォローします。

大体、1回あたりの面談が1.5時間くらいあるんですけど、在職中の方とかアルバイトで週6とか入っている方のサービスになります。

編注:こちらはウズキャリのサービスです。

UZUZのサービス紹介②

UZUZのサービス紹介

研修型就職支援サービス『ウズウズカレッジ』

  • 未経験者が【ITスキル】の学習
  • 企業紹介・面接対策付きで効率的に就職活動を行う
  • 就活の同期・先輩がおり、情報収集が可能
  • 入校者の内定率が脅威の60%超え

川原:2個目がウズウズカレッジです。

「ITに興味あるけどどうなんだろう」と思ったときに、IT業界のことを教えたりとかして、ミスマッチのないように個別面接対策・合同面接対策をして、ひとりひとりにキャリアカウンセラーを付けて就職活動をしていく形になります。

エンジニアとかを目指すんだったら、普通に就職活動をするんだったら内定率も高いし、早いです。

サービスの特徴:ノウハウ習得

サービスの特徴:ノウハウ習得
コース概要:インフラエンジニアコース

エンジニアとしてのスキル/マインドを習得する

  • インフラエンジニアの登竜門「CCNA」の学習
  • 面接合格に向けた面接対策講座

ヒューマンスキル(社会人としての基礎知識)

  • 社会人基礎力講座
  • 自己分析講座

テクニカルスキル(ITスキル)

  • ITパスポート講座
  • CCNA講座

川原:CCNAという資格の勉強をしたり、面接対策、あとは社会人の基礎を学びます。

もう1つの開発コースでは、JAVAを学びながら就職活動をしていきます。

ウズウズカレッジの良いところは、ひとりで就活をしていると心が折れるんですけど、「どこどこ受けたらこんな面接だった」という情報交換ができたりとかします。

あとは、通うことで他の人と話すことで表情が柔らかくなって、面接でも好評価をもらえます。

(編注:最初、表情筋が絶滅していたというプログラマさんを例に出していました/笑)

CCNAとは

世界最大のコンピュータネットワーク機器開発会社、シスコシステムズ(Cisco Systems)が主催している認定資格。このうち「CCNA Routing and Switching」という資格を目指します。

ご清聴ありがとうございました。

ご清聴ありがとうございました。
カウンセラーとの相談会に関して

説明会を通じて気になった職種ごとに分かれて相談会を実施します。

  1. 営業職
  2. バックオフィス
  3. 技術職(エンジニア職)
  4. サービス職

各カウンセラーとの相談会で今後の流れなどをご相談致しますので、よろしくお願いします。

──ここでセミナーが終わり、希望者のみキャリアカウンセリングが移りました。1名だけ別のセミナー?に行く予定があるとのことで参加していませんでした(他9名の方は受けていました)。

インターネット(特に匿名掲示板)を見ていると、「ウズキャリがITを推す理由」などは分かりませんが、こうして直接お話を聞いていると、すごく腑に落ちます。

このレポートが、現在、既卒や第二新卒でニートになってしまっている方が「ウズキャリに登録しよう!」と思うきっかけになれば幸いです。

※ウズキャリに登録しても、ヒアリングを通じていつでもウズカレに移行できます。